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Hip-Hop界を代表するラッパー、Nicki Minajが、自身のXアカウントで月額10ドル(日本円でおよそ1,500円)の有料サブスクリプション機能をスタートさせたことが明らかになった。しかし発表のタイミングが物議を醸している。彼女は現在、複数の高額債務をめぐって法廷闘争の真っ只中にあるからだ。

Minajは週末、Xの有料サブスク機能について案内し、次のように綴った。

“You can now subscribe to my X account. It’s for ppl who wanna have fun, think deeper, grow, learn, laugh, cry, cuss ppl out, look cute sometimes, be yourself at all times… elevate, levitate, meditate.”(訳)「今、私のXアカウントをサブスクできるようになったよ。楽しみたい人、深く考えたい人、成長したい人、学びたい人、笑いたい人、泣きたい人、誰かに悪態をつきたい人、たまには可愛くいたい人、常に自分らしくいたい人のために……高まって、浮かんで、瞑想して」

月10ドルの料金には、限定投稿や写真、音声チャット機能「Spaces」への参加権などの特典が付くという。

ファンの反応は真っ二つに割れた。あるユーザーは「Billionaire Barbie(ビリオネア・バービー)はどこへ行ったの?なんでTwitterのサブスクを乞い求めてるわけ?」と皮肉を込めて投稿した。ちなみに”Billionaire Barbie”とは、Minaj自身が長年掲げてきたセレブリティ・ペルソナで、富と華やかさを象徴するニックネームだ。一方で「限定コンテンツが待ちきれない」と歓迎する声も上がっている。

このタイミングでの有料化には理由がありそうだ。Minajは現在、少なくとも2件の高額債務訴訟を抱えている。1件は、2024年の著作権侵害訴訟で自身の代理人を務めた法律事務所Gordon Rees Scully Mansukhani LLPによるもので、未払いの弁護士費用229,541ドル(約3,400万円)の支払いを求めている。同事務所によれば、Minaj側が訴状に応答しなかったためすでに欠席判決(デフォルト・ジャッジメント)が成立しており、9月に本審理が予定されている。

もう1件は2026年3月、あるコンサート制作会社が起こした訴訟で、コンサート関連費用の未払いをめぐり約275,000ドル(約4,000万円)を求めている。これに対しMinaj側は、自身は当該契約の当事者ではないと主張し、争う姿勢を見せている。

相次ぐ訴訟の報道を受け、SNS上では「実は懐事情が厳しいのでは」といった憶測も広がっている状況だ。