千葉雄喜がMurda Beatzとのコラボ曲「Maybach」をリリースした。
またLAで撮影されたMVを公開すると同時に、日本武道館公演のスペシャルゲストDJとしてMurda Beatzの出演も決定した。日本武道館公演には、DJ RYOW、Jin Dogg、キングギドラ、MaRI、SKY-HI、SOCKS、Watson、¥ellow Bucks、Young Cocoといった”チーム友達”のリミックスに参加した豪華なラインナップが集結する。
千葉雄喜がMurda Beatzとのコラボ曲「Maybach」をリリースした。
またLAで撮影されたMVを公開すると同時に、日本武道館公演のスペシャルゲストDJとしてMurda Beatzの出演も決定した。日本武道館公演には、DJ RYOW、Jin Dogg、キングギドラ、MaRI、SKY-HI、SOCKS、Watson、¥ellow Bucks、Young Cocoといった”チーム友達”のリミックスに参加した豪華なラインナップが集結する。
ZINが、最新シングル「Distortion」をリリースした。
Kojoeを客演に迎えた「Everytime I」のリリースや、色気あふれる魅力を放つ「超えてゆく」MV公開も記憶に新しい、関西のクリエイティヴ集団・Soulflexのメンバーでもあるシンガーソングライター・ZIN、今作では、山口県岩国市を拠点に活動するビートメーカー・1Co.INRとコラボレーション。サンプリングを活かしたジャジーなビートと心地良いグルーヴに、ZINの繊細かつ官能的なボーカルが重なり、静かな熱を帯びる。甘さと痛みの混じる感情をリアルに描いたリリックと、スモーキーでチルなサウンドが印象的で、チルR&Bやネオソウル、Lo-Fi HIPHOPとも親和性の高い一曲となっている。
It-Worksが、UKのラッパーNamaniとのコラボシングル「Easy」を、リリースした。
前作に引き続きプロデュースを担当しているDannie RamsdenとIt-Worksが学生の頃から聴いていたというUKのラッパーNamaniとは彼の来日をきっかけに交流が開始。It-Worksは他のアーティストとコラボレーションをすることは少ないが、ライブや遊びを通じて関係性を深めていくうちにNamaniの考え方やバイブスに共感し、セッションをしたことで誕生した1曲だ。
7 & MIKADOによるコラボシングル「Flyday」がリリースとなった。
和歌山発・同い年の次世代HIPHOPスターとして、MIKADO「言った!! (Remix)」、7「は? (feat. MIKADO)」などお互いの楽曲でも共演し共鳴する7とMIKADO。二人のコラボシングルである本楽曲は、1月29日に東京・渋谷WWWにて開催されたツーマンライブ『〈XX〉』や5月24日・25日に開催されたHIPHOPフェス『POP YOURS』でも披露されており、待望のリリースとなった。プロデュースはXanseiとovrczが担当。幻想的なムードを湛えたミディアムテンポのビートで、和歌山の仲間とともに羽ばたく未来を夢見る。リリースに伴い、Kai Yoshiharaがディレクターを務めるMVも公開された。
FutureとTravis Scottが新たなコラボに向けてファンの期待を高めています。
2人はF1の週末にモナコのモンテカルロで楽しい時間を過ごしていましたが、その合間を縫って製作にも取り組み、豪華なヨットを即席のスタジオに変えました。
SNSに投稿された短い動画の中では、Futureがマイクに向かってパフォーマンスしている様子が映っており、Travisはプロデューサーとしてその様子を見守っているようです。
FutureとScottは、1年前にミックステープ「Pluto」の収録曲「South of France」のリミックスでコラボして以来の共演となります。
Future and Travis Scott recording new music together while on a yacht 🛥️ pic.twitter.com/qt1o7c3Jny
— No Jumper (@nojumper) May 26, 2025
RYKEYDADDY.Xが、最新アルバムより「HARUKA」のミュージックビデオを公開した。
今作はプロデュースにSIBAを迎えた1作で、最新アルバム『FREEDOM or JAIL』に収録されている楽曲。新名『X』と共に放つ最新音と解き放たれる魂の言葉が詰まった楽曲に仕上がっている。
Tohjiが、最新アルバム『zero-two』をリリースした。
昨年のワールドツアー、そして今年2月にぴあアリーナで開催された自身初のアリーナワンマンを成功に導き、さらに6/20(金)には「劇場版 Tohji Pia Arena」の全国15館公開を控えるなど、先進的な取り組みで時代を切り拓き続けるTohji。
本作『zero-two』は、前作『zero-one』から続く連作プロジェクトの二作目となっており、破壊と再生の衝動を抱えながら、内なる旅を刻み続けるTohjiの“途中経過”そのものを切り取った実験的作品群。荒々しいエネルギーと、夢幻的なユーフォリアが交錯するサウンドの中には、これまで以上にダークで異質な感触が宿っている。「完成された作品」ではなく、創造の流れそのものを共有することを志向し、進化し続けるアーティストとしての現在地を生々しく刻み込んだ、プロセスの記録とも言える一作だ。
メインコラボレーターには、前作に続きBig Animal Theory、Gentoku、Xanseiを迎え、ベースの力強いエネルギーが連なりながらも、浮遊感のある旋律や切り裂くようなビートが交錯。ダイナミックかつポストアポカリプティックな世界観が全編を貫いている。
また、先行シングル”Jungle人”に続き、アルバム収録曲”Terminator”のミュージックビデオも同日公開が予定されており、破壊的なサウンドと研ぎ澄まされたビジュアルで、Tohjiが描く「次の世界」を提示する。
さらに、リリースに合わせて、ニューヨーク、ロンドン、香港をめぐる世界3都市ツアー、8月には全国4都市を巡るZepp Tourや『SONIC MANIA』への出演も決定。より大きな舞台で躍進を続けるTohjiの現在地を象徴する作品となっている。
B.I.G.JOEが、ラストアルバム『SON OF A GUN』を6/25(水)にリリースすることを発表した。
本作を含めた2枚のアルバム発表を最後にラッパー引退を宣言しているB.I.G.JOE。
今作は、全曲のサウンド・プロデュースをDJ MITSU THE BEATSが手掛け、「しまった!」や「くそっ!」、嫌な人を名指しする時に使うスラングである『SON OF A GUN』をタイトルに冠したフルアルバム。B.I.G.JOEが生粋のラッパーであることを証明する作品に仕上がっている。
また、本作はCDのリリースを起点にデジタル配信でのリリースは今秋以降に解禁予定。CDはメインディスクに加え、インストゥルメンタルとアカペラを収録したディスクを付属した2CD仕様となっている。
MALIYAが、人気曲「Private」のRyohu、grooveman SpotによるRemixが収録された7インチが8/8(金)に発売されることが発表となった。
“Private”はプロデュースにクリエイティブコレクティブ/レーベル〈w.a.u〉のKota Matsukawaを迎えた1曲。
今作の7inchは、2025年2月にリリースされたオリジナルver.のRemixに当たる2曲が収録されており、A面には7年ぶりの共演となったRyohuを客演に迎えたリミックスバージョン、B面には”Private feat. Ryohu grooveman Spot Remix”が収録されている。
MILES WORD.が最新シングル「N.E.E.D.」をリリースした。
BLAHRMYでの活動やNAGMATICとのタッグ、さらにOlive OilとのU_Know、CHOUJIとのCMWなど、数々のラッパーやプロデューサーとの客演で常に存在感を示してきたMILES WORD.。ソロ名義でのリリースは前作EP『State Of Emergency』(2020年)からおよそ5年ぶりとなる。
本作は田我流のライブDJとしても知られるMAHBIEがプロデュースを担当。哀愁を帯びたソウルフルなネタ使いが秀逸なトラックの上で、MILES WORD.が自身と向き合いながら、自分にとって何が大事なのかを高らかに謳い上げるエモーショナルな1曲となっている。
Drakeの携帯電話番号が、Kai CenatのStreamer Universityのイベントで誤って流失されてしまいました。
Drakeは、配信中に有名配信インフルエンサーTylil(タイリル)にFaceTimeをかけましたが、そのとき数十万人が視聴する中でスマートフォンの画面を見せてしまい、Drakeの電話番号が公開されてしまいました。
その後Drakeは、「完全に俺の番号を漏らしたな。ヤバいことになってる。でも大丈夫、明日には新しい番号を手に入れられるし。これはある意味で祝福だ」と語りました。
Tylilもまた、ラップ界のスーパースターの番号を視聴者に見せてしまったことについて謝罪しています。
Playboi Cartiが、Kanye Westが新曲「Alive」で自身の楽曲「Crank」を無断サンプリングしたとして非難しました。この楽曲はNBA YoungBoyとのコラボレーション曲で、先日リリースされたばかりです。
「Crank」のサンプルは曲中で目立つ形で使用されていますが、どうやらPlayboi Cartiの許可なしに使用されたようです。
Playboi CartiはInstagramに「Crank」を投稿し、「おい、これ、俺の曲だぞKanye)」とコメントしました。
かつて親しかったKanye WestとPlayboi Cartiの関係は、ここ数か月で著しく悪化しています。
共通のコラボレーターであるDigital Nasは、最近になって両者が和解に向かっている可能性を示唆していました。
彼は「Yeは[Cartiの関係者である] Fritz Owensと連絡を取っているよ。近いうちに再会が見られるかもしれない。そうなるといいね。俺は仲間同士が分裂するのを見たくない」と語っています。
Kanye WestとPlayboi Cartiの間には、Opiumの創設者であるPlayboi Cartiが、Kanye Westの反ユダヤ的発言やKKK、女性に対する暴力についてのSNSでの物議を受け、Westを待望のアルバム『MUSIC』から外したことをきっかけに問題が生じていました。
これに対しKanye Westは、Playboi Cartiのキャリアを終わらせると脅迫し、「この野郎はマジでバカだな。俺は子どもたちと向き合ってんだ、これはお前の姪じゃねぇんだよ、俺の娘なんだよ」と発言。これはPlayboi CartiがKanye Westの娘Northとのコラボを試みた件に言及してのことです。
さらにKanye Westは「俺をナメんなよ!ふざけた真似すんなよ!お前は白人たちに俺たちを対立させる道具にされてる、ユダヤ人たちに利用されてんだよ。俺がお前を世に出してやったんだよ!」とも発言しています。
Kid Cudiが、Diddyが自宅に侵入し、飼い犬に怪我を負わせたと主張しました。これはKid CudiがCassieとの交際を始めたことにデDiddyが気づいた後に起きたといいます。
Bad Boy Records創設者Diddyの性的人身売買裁判で証言台に立ったKid Cudiは、Cassieとの関係や、それを知ったDiddyの反応について詳しく語りました。
Kid Cudiによると、Cassieとは2011年に交際を開始し、その時点でCassieはDiddyとの関係を終えていたと彼は考えていたそうです。
しかし2011年12月、Diddyが彼らの交際を知ることとなり、その晩キCassieから取り乱した様子で電話がかかってきたといいます。
さらにKid Cudiは、同じ夜に友人から「Diddyが君の家の中にいる」と知らされ、急いで帰宅しました。その道中、Diddyに電話をかけると、Diddyは「ここでお前を待ってる」と言ったそうです。
自宅に到着したKid Cudiは、防犯カメラが機能しておらず、侵入者が家の中を荒らし、家族のために用意していたクリスマスプレゼントまで開けられていたことに気づきました。
さらに、飼い犬が負傷し、バスルームに閉じ込められていたとも証言しました。
Kid Cudiはこの出来事の後、犬が「怯えやすく、常に神経質」な状態になってしまったとも述べました。
この侵入事件の後のDiddyに対する気持ちについては、「彼と直接やり合いたいと思った。殴ってやりたかった」と語っています。
また、事件について警察に被害届も出したと証言しました。
Joey Bada$$とAb-Soulが、いわゆる「新たな東海岸・西海岸ビーフ」をめぐり、顔を突き合わせてマイクを交えました。
この対決は、Big Seanも参加したRed Bullの新フリースタイル企画「Spiral Freestyle」で行われたもので、Joeyが以前から抱いているとされる“西海岸に対する不満”が発端とされています。今年初めには、Ab-Soulと同じTDE所属のRey VaughnがJoeyを公にディスしたことも話題になっていました。
Ab-Soulはサイファーの中で次のようにラップ:
“Lyt was heavy and Ray definitely stepped / But this is Hip Hop, you know we still on that / It was healthy for the sport, sticking to the roots, keeping it competitive / Just be lucky that Soul ain’t stepping in.”
「Lyt(Joey Bada$$の別名)は存在感があったし、Ray(Rey Vaughn)も確かに挑戦状を出した / でもこれがHip-Hop、俺たちのやり方だ / ルーツを守って、健全な競争を続けているだけ / Soul(Ab-Soul)が出てこなかっただけでもありがたく思えよ」
これに対して、Joey Bada$$は鋭く切り返します:
“They don’t want the war with the Martian, they sendin’ they troops / At the general, but I’m the one who Ab salute / They obsolete, can’t compete ’cause I’m too elite / Tryna spark a match but they simply lackin’ the heat / Blasphemy, I don’t need no one to blast for me / Charge into the game, call that shit a catastrophe.”
「火星人との戦争は誰も望んじゃいないだろ、でもヤツらは軍隊を送ってきた / 狙いはこの将軍である俺だが、Ab(Soul)が敬礼するのは俺 / ヤツらは時代遅れ、俺には勝てない、俺はエリートすぎる / 火をつけようとしてるが、熱量が足りてない / 神への冒涜、俺は誰にも撃ってもらう必要なんてない / ゲームに突っ込む、まさに“カタストロフィー(大惨事)”ってやつさ」
さらにJoeyは、Ab-Soulへの応酬を続けます:
“First off, I could never hate the West Coast / But since n-ggas comin’ for Joe, fuck it then, let’s go / N-ggas must’ve forgot what Dot said on ‘Control’ / There’s still a buncha sensitive rappers in they pyjama clothes. I guess, this ain’t no East versus West / I just think that I’m the best, as a matter fact, I know / These bars could put bad boys on death row / Kinda crazy how Suge and Puff in jail, though (Damn) (Woah) / Yo, I was at the party but I never seen a freak off (Woah) / Instead a battle rapper on stage showing his cheeks off (Ayo).”
「まず最初に言っておく、俺は西海岸を嫌いになんてなれない / でもヤツらがJoe(Joey)を狙ってきたんなら、いいだろ、やってやるよ / Kendrick(Dot)が“Control”で言ってたこと、もう忘れちまったのか? / やわな感情的になってるラッパーが山ほどいるって話さ / これは“東対西”じゃない、俺が最強ってだけの話 / 実際、俺のバースは“Bad Boys”を“Death Row”に送り込めるレベルさ / SugeとPuffが今じゃ二人とも塀の中ってのも、なんか皮肉だよな(クレイジーだ) / 俺はあの“パーティー”にいたけど、“フリークオフ”なんて見なかったぜ(Woah) / 代わりに、バトルラッパーがステージでケツを出してただけさ(Ayo)」
『HYPEBEAST』によるプレイリスト企画“HYPEBEAST SOUNDS”が、音楽ストリーミングサービス『Spotify』で昨年8月よりスタートしたのはご存知だろうか?日々リリースされる膨大な楽曲を前に何を聴けばいいか分からないという(贅沢な)悩みを抱え、結局決まりきったものばかり聴き続ける毎日を送る読者の方も少なくないだろう。そこで『HYPEBEAST』編集部が毎月2度にわたり、洋邦問わず新譜を中心にこの時代を生きる人々にとって共有資産になりうる“Hype”な楽曲をピックアップしお届け。日々のルーティンにサプライズのつもりでアーティストやジャンルに固守せず聴けば、ディグる楽しさを思い出し広がる世界があるはずだ。
第22回目は6月1〜15日にリリースされた30曲を追加。アメリカ・ジョージア州出身のQuavo(クエイヴォ)、Offset(オフセット)、Takeoff(テイクオフ)の3MCによるヒップホップトリオ Migos(ミーゴス)の3部作の最終アルバム『Culture III』からFuture(フューチャー)を客演に迎えた“Picasso”、シカゴ出身の若手気鋭ラッパー Polo G(ポロ・G)の3rdアルバム『Hall of Fame』からDaBaby(ダベイビー)をフィーチャーした“Party Lyfe”、Lil Baby(リル・ベイビー)とLil Durk(リル・ダーク)のコラボアルバム『The Voice Of The Heroes』からタイトル曲の“The Voice Of The Heroes”、フロリダを拠点に活動するアーティスト Qのニューアルバム『The Shave Experiment – Director’s Cut』から“It Won’t Get Ya”、韓国・ソウル出身で現在はアメリカで活動する女性ラッパー REI AMIのニューシングル “RICKY BOBBY”、現代のジャパニーズ・ヒップホップシーンを牽引するプロデューサー KMの2ndアルバム『EVERYTHING INSIDE』からラッパー C.O.S.A.をフィーチャーした“The Way”、埼玉県を拠点に活動しているシンガーソングライター/トラックメイカー Momの新曲 “心が壊れそう”、和歌山県出身のマルチアーティスト/ラッパー 釈迦坊主のニューシングル “loess”、台湾出身のシンガー ASA Wuの新曲 “MO-MO”などをセレクトしている。
音楽とはアーティストの思考と感情、そして時代を映す“生もの”であるのでくれぐれもお聴き逃しのないように。そして次回のアップデート(7月1日)をお楽しみに。
年明け早々にヒップホップ・シーンを騒然とさせたDr. Dre(ドクター・ドレー)の緊急搬送のニュース。集中治療室を経た診断の結果、彼は脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)を患っていることが分かり、生死を彷徨う出来事ではあったものの数日後には退院していたが、退院後初めて緊急搬送について語った。
『Los Angeles Times』の取材に応じた御年56歳のDr. Dreは、「本当に奇妙なことなんだよ。俺は高血圧になったことがないし、普段から健康には常に気を使っている。でも黒人男性は何かしらの理由で高血圧になりやすいようで、まさか俺がなるとは思ってなかった。だが今は、そのおかげで気を付けて生活しているよ。全ての黒人男性は、自分の血圧に問題がないか確認するべきだと思う。俺はこれからも健康で長生きしたいと願うよ。素晴らしい気分だ」と、倒れたことをきっかけに改めて自分の身体と向き合うようになったと同時に、彼と同じルーツを持つ人々に対するアドバイスも残している。
現在彼は、音楽プロデューサー Jimmy Iovine(ジミー・アイオヴィン)と2022年にロサンゼルスに高校をオープンすることを予定していたりと相変わらず多忙なようだが、年齢が年齢だけに少し歩みを止めてほしいものである。
2020年2月にニューヨーク・ブルックリン出身のラッパー Pop Smoke(ポップ・スモーク)がハリウッドヒルズの自宅で数発の銃撃を受けて死亡した事件について、先日新たな事実が発覚した。
報道によると、Pop Smokeを撃ったのは15歳の少年であることが「LAPD(Los Angeles Police Department:ロサンゼルス市警察)」のCarlos Camacho(カルロス・カマーチョ)の証言によって明らかになった。Carlosによると、この事件に関与している4人の容疑者のうちの1人 Corey Walker(コリー・ウォーカー)との予備審問中にこの事実が判明したそうだ。2020年2月19日午前4時頃(現地時間)、Corey含む4人の容疑者グループはPop Smokeの自宅に潜入し、ダイヤモンドがあしらわれた〈Rolex(ロレックス)〉の腕時計やジュエリーを要求。しかしこの要求を拒否したPop Smokeと対立し、グループ内で最年少の15歳の少年が拳銃で彼を3発を撃った結果、これが致命傷となり倒れたようだ。また事件当日、Pop Smokeの自宅には女性もいたそうで、彼女は容疑者グループの1人に取り押さえられ、シャワールームから彼の叫ぶ声が聞こえたと証言している。
4人の容疑者グループは、先述のCorey Walkerが20歳で唯一成人しており、その他の3人はまだ未成年。先日行われた予備審問でCoreyの弁護人であるChristopher Darden(クリストファー・ダーデン)は、彼の殺人容疑の却下を申立てた。ChristopherいわくCoreyは事件当日、運転手を務めていただけで家の中に入っておらず、若い被告人たちに誰も撃つなと事前に命じていたと主張。しかし副地方検事のHilary Williams(ヒラリー・ウィリアムズ)は、Coreyが事件の数時間前に家を偵察しており、明らかにPop Smokeを狙って犯行を起こしたと猛反発。さらに、彼らの行動は“人命に対する無関心”を示していると述べた。その後、Christopherの申立ては「Corey被告を裁判にかけるのには“十分な理由”がある」として判事によって却下された。なお、Corey Walkerの再審は6月3日(現地時間)に行われる模様。
今年1月24日(日)に急逝した〈MISTERGENTLEMAN(ミスター・ジェントルマン)〉のデザイナー オオスミタケシ。『HYPEBEAST』の読者の中で、彼が伝説のラップ・グループ SHAKKAZOMBIE(シャカゾンビ)のメンバーだったことをご存知の方はどれくらいいるだろうか。彼がかつてBIG-Oを名乗り、1990年代から2000年代初頭にかけて日本のヒップホップシーンをリードしたラッパーの1人だった事実は、より多くの人が知るべきだろう。そんなファッション業界だけでなく、ヒップホップシーンでもカリスマ的な存在として活躍したBIG-Oにリスペクトを捧げるトリビュートEP『BIG-O DA ULTIMATE』が6月末に配信されることが決定した。
本EPには、世代やジャンルの垣根を超えたアーティストたちがBIG-Oのために集結し、SHAKKAZOMBIEの名曲の数々を新たにリメイク。6月末のリリースに先駆け、彼の誕生日である5月30日(日)に“空を取り戻した日(DJ WATARAI REMIX)feat. IGNITION MAN,JON-E”が先行配信される。さらに、6月9日(水)に“虹(Chaki Zulu REMIX)”、6月16日(水)には“5o tight So deeP – 5lack feat. PUNPEE & SHAKKAZOMBIE”を配信リリース。そして先述の3曲を含む全6曲を収録したのが本トリビュートEPとなる。
また、今回のリリースを記念し、東京のFMラジオ放送局「J-WAVE」にて特別番組『BIG THANKS BIG-O』が5月30日(日)22:00より放送決定。BIG-OのSHAKKAZOMBIEでの活動を知る往年のファンも、まだ知らない方もこの機会にEP/番組共にぜひチェックしてほしい。
6月8日(現地時間)に44歳の誕生日を迎えたばかりのKanye West(カニエ・ウェスト)。ここ数日は〈YEEZY(イージー)〉と〈GAP(ギャップ)〉のコラボライン “Yeezy Gap”がついにローンチしたことにはじまり、〈Nike(ナイキ)〉Vandal High “Terminator”を履いている姿を目撃され、〈YEEZY〉の新作フットウェア YEEZY KNIT RUNNERがリークを喰らうなど話題に事欠かないが、本業に関する気になる噂も飛び込んできた。
Yeは2020年から時折自身のツイートに“#WESTDAYEVER”という謎のハッシュタグを添えていたのだが、これが記念すべき10枚目のソロアルバム『WestDayEver』のタイトルだったことが判明。というのも彼のマネージャー Buが、〈GAP〉の『Instagram』に「WestDayEver. Album OTW!」と書き込んでいたことからその存在が明らかになったのだが、肝心なリリース情報に関して一切不明。前作『Jesus Is King』はタイトル変更および再三の発売延期により当初の予定から1年以上も遅れてリリースされたという嫌な実績があるだけに、Yeファンの皆様は2022年中にリリースされるくらいの心構えのほうがよいだろう。
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