Def Jamレコーディングスのエグゼクティブ・クリエイティブ・コンサルタントに就任したSnoop Dogg。その彼が11月19日に同レーベルの第一弾アルバムプロジェクト「THE ALGORITHM」をリリースすることを発表しました。

先日出演したBreakfast Clubで、Snoop Doggは『まずニューヨークを救うことだ。今のニューヨークでは、かつてのようなHip-Hopは見られない。ニューヨークにHip-Hopを取り戻したいんだ。あのフィーリングを取り戻したいんだ』と語りました。Snoop Dogg、 Ice Cube、E-40、Too $hortの4人組からなるMount Westmoreでリリースした「Big Subwoofer」に続き東でもレジェンドラッパーとのコラボレーションが続きます。

最新シングル、「Murder Music」では彼がHip Hopに求めているニューヨークのエネルギーを強調しています。ハードコアなフックをSnoop Doggが担当。Jadakiss、Benny The Butcher、Busta Rhymesがそれぞれのバースを提供しています。同時に公開されたミュージックビデオは、エンパイアステートビルを再現したCGIの上にSnoop Doggが座っているところから始まり、フューチャリングラッパーがニューヨークの廃れた背景の中でそれぞれのリリックを披露しています。

またアルバム、「THE ALGORITHM」をプロジェクトとして捉えていて、Def Jamレーベルの過去、現在、そして未来のアーティストが参加しているとのこと。「多種多様な音楽で、アルゴリズムが壊れるくらい。このアルバムには多くの才能が集まっている。音だけでなくフィーリングを含めた全てだと」と述べています。