日米の文化が交わる土地、沖縄で多様な音楽の影響を受けたバイリンガルシンガーソングライター、Kinami。
X Factor Okinawaへ出場しTop9まで勝ち進むと、審査員からそのポテンシャルを高く評価される。
その後単身で渡米し、名門バークリー音楽大学へ入学。
世界中から集まるアーティストとともに才能を磨き合い、2022年、ついに日本での音楽活動を本格化させた。
在学中にリリースした1st シングルの「Blue Sapphire」はTikTokでの動画作成数が19000本を超え、その後日本全国のFamily Martでパワープッシュを獲得。
17000以上の店舗で繰り返し放送され注目を集めた。
満を辞してリリースされるKinamiのデビューEP 「ご自愛」は、ありのままの自分を認め、大切にすることをテーマに制作された意欲作。
彼女自身が人生の転機で感じた様々な感情を、目を背けずに、むしろ自信を持ってジャンルの異なる5つの楽曲にさらけ出している。
本EPに収録されている未発表楽曲 “ i was ur girl” は、別れに対して着丈に振る舞うも、心の中をうまく整理できない感情の戸惑いを歌った一曲。空気を含んだような澄んだボーカルと波打つようなバックコーラスによるコントラストが複雑に絡んだ感情を巧みに表現している。
“I was ur girl,” 終わった恋だと繰り返し言い聞かせることで、前に進もうとする女性の心情が美しく描写されており、深夜に一人、想いに耽るのに最適なサウンドトラックに仕上がっている。
過去のトラウマに囚われたり、他人を羨んだり、不安に駆られ意固地になってしまう、そんな自分から目を背けることは簡単だが、等身大の自分と向き合い、好きになれない自分も認めて”ご自愛” することの勇敢さを音楽を通じて教えてくれる必聴の作品。
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