Drink Cahmpsの最新エピソードで、グラミー賞受賞プロデューサーDJ Khaledは、2017年のヒットシングル 「Wild Thoughts」のヴァースを得るためにBryson Tillerの家に押し入りそうになったと振り返った。

DJ Khaledは『Brysonに電話して、俺のアルバムが2週間後に出るから、ボーカルをレコーディングさせてほしい。この楽曲にはRihannaも参加しているのは知っているよね。これは凄いことになる。彼は携帯に出ない。Rihannaも参加していて、俺のキャリアで最大の楽曲になるはずだ。それでも彼は電話に出ない。』と当時のエピソードを振り返る。

DJ Khaledはその後、車に乗ってBrysonの家に行き、彼の注意を引くために全力を尽くした。『彼の家にはゲートがあって、そこで車のライトを点滅させたり、クラクションを鳴らしたり、メールを送ったりした。だけど、何も反応がなかったんだ。大袈裟に言っていると思う？俺はみんなが知っているように、嘘は言わない。結局、(偶然Brysonの家にいた)Rich the Barberに向かって叫ぶと、彼が外に出てきて、その時に一緒にBrysonも出てきた。彼らがゲートを開けようとした時には俺はもうすでに、ゲートによじ登って入ろうとしていたんだ。俺がジョークを言っていると思うなら、彼らに電話で聞いてみてよ。実際はもっと凄い話だったんだから。』

しかし、DJ Khaledは、なぜBryson Tillerが電話に出ないのか、その時は理解ができなかった。DJ Khaledが、Bryson Tillerが自分のアルバム 「True to Self」の制作で忙しいと知ったのは、その後のことだった。「Wild Thoughts」はBillboard Hot 100で1位を獲得し、Bryson Tillerにとって初のトップ10入りとなった。DJ Khaledは、Rihannaがこの曲の出来に大きな影響を与えたことについても言及している。「Rihannaはこの曲を気に入って参加してくれた。神様ありがとう。夢が叶ったよ。彼女のおかげでヒットしたんだ。忘れられないのは、Rihannaがこの曲のピッチを変えたことだ。彼女は曲を自分のものにするために、曲の速度を変えたんだ。偉大なアーティストは楽曲を自分のものにするんだ。彼女はアイコンであり、偉大なアーティスト。そして情熱を持って楽曲に参加している。天才だよ。』とDJ Khaledは語っている。

1:41:00辺りで「Wild Thoughts」の制作裏話をしています。