9年ぶりに活動を再開したKOHEI JAPANが再始動第三弾シングル「Tateshina」をリリースした。
今作は毎年夏に家族親族で旅行に行くという「蓼科」が舞台。自分や家族が成長するにつれ、毎年少しずつ変わっていく心情を蓼科の景色に準え、丁寧にラップしてゆく。情景が浮かぶように、リスナーの琴線に触れるように、優しく、暖かくリリックを紡ぐのを得意とする往年のKOHEI JAPANのスタイルが堪能でき、2007年にリリイスした「family」を彷彿とさせる。
トラックも前作同様自ら手掛け、メローで心地良いグルーヴに清涼感と疾走感が交差、さらにEddie Atomのジャズギターとルンヒャンのコーラスが華を添え、彼のリリックの世界観を際立たせる。