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Fredro StarrとOnyxは、DrakeとのTravis Scottの大ヒット曲「SICKO MODE」で収益を得ていますが、これはサンプリングのさらにサンプリングから成り立っているためです。

公開されたThe Art of Dialogueのインタビューで、Fredro Starrはこの曲が技術的にはOnyxの1992年の曲「Throw Ya Gunz」をサンプリングしていると明かしました。というのも、Biggieの1994年の曲「Gimme The Loot」が「Throw Ya Gunz」をサンプリングしており、「SICKO MODE」ではBiggieの曲がサンプリングされているからです。

「幸運なことに、(「Throw Ya Gunz」のプロデューサーである )Jam Master JayがPuff Daddyに(「Gimme The Loot」のプロデューサー)『サンプルの使用料を払えよ』って言ってくれたんだ。」Fredro Starrとは語りました。「だからBiggieは『Gimme The Loot』で『Throw Ya Gunz』をサンプリングし、Travis Scottは『SICKO MODE』でBiggieをサンプリングしたんだ。こうして連鎖していくんだよ。」


Onyxの「Throw Ya Gunz」をサンプリングしているのは01:47。

さらにFredro Starrは、「小さなパーセンテージだけど、莫大的な金額の一部だから悪くない」と付け加えました。

「SICKO MODE」は2018年にDave Meyers(デイヴ・メイヤーズ)の監督による映像が公開され、2019年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでベスト・ヒップホップ・ビデオにノミネートされました。このビデオは2022年にYouTubeで視聴回数が10億回を超えました。

Biggieの「Gimme The Loot」をサンプリングしているのは、01:16。