RIAA(アメリカレコード協会0が最新の認定更新を完了したことで、ラップスターのNBA YoungBoyは、過去10年間で最も多くの功績を残したラッパーとなった。彼は8枚のプラチナ認定アルバムを持ち、これはこの10年間でラッパーとして最多のプラチナアルバム数となる。
2015年以降、YoungBoyは6枚のスタジオアルバム、26個のミックステープ、3枚のコンピレーションアルバムをリリースしている。今回、RIAAは「AI Youngboy」、「Top』「Realer」、「4Respect, 4Freedom」、4Loyalty」、「AI Youngboy 2」、「Sincerely, Kentrell」、「Until Death Call My Name」、「Still Flexin, Still Steppin」、の8作品にプラチナ認定を与えた。彼の最も売れたアルバムである「AI Youngboy 2」はダブルプラチナ認定を獲得。また、200万枚以上のセールスを記録した「Until Death Call My Name」も、RIAAからダブルプラチナに認定された。
NBA YoungBoyは2015年にデビュー・ミックステープ「Life Before Fame」をリリース。その後、「Mind of a Menace」や「38 Baby」などのアンダーグラウンド作品を発表し、キャリアを積み上げた。彼のブレイクのきっかけとなったのは、2017年の「AI YoungBoy」で、ヒットシングル「Untouchable」を収録。この作品が、彼の名をメインストリームのHip-Hop界で確立させた。
今回のRIAAの認定は、NBA YoungBoyの最新アルバム「More Leaks」のリリースとも重なる。この作品は、彼が2024年末の連邦銃器違反での有罪判決を受け、23か月の服役中に発表されたものだ。表舞台から姿を消している間も、彼の創造力は衰えることがなかった。それどころか、「More Leaks」は、彼がHip-Hop界で最も多作で感情的に訴えかけるアーティストの一人であることを証明している。