Travis Scottの待望のCoachellaでのパフォーマンスでは、未発表の新曲や、彼の代表曲が披露され、大盛り上がりのヘッドラインセットとなりました。
Travis Scottとフェスティバルの主催者は事前に「これまでにないパフォーマンスになる。」と予告しており、実際に彼はSF映画に出てきそうな円形の特別ステージでその約束を果たしました。
パフォーマンス中、彼は仮タイトル「She Goin Dumb」の新曲を初披露。背後のスクリーンには「New Shittttt」というメッセージが映し出されていました。
さらに、もう1曲「Oh Jacques」とされる新曲も披露。いずれの曲も、彼の大ヒットアルバム「Utopia」の持つ“rager(激しい盛り上がり)”な美学を引き継いだものとなっていました。
Travisは、これら2曲がどのアルバムに収録されるかは明かしていませんが、自身の新たなソロプロジェクトや、Cactus Jackレーベルによる2作目のJackboysコンピレーションについて匂わせています。
ヘッドライナーのセットでは、他にも記憶に残る演出が数多くありました。中でも、自身の楽曲「Modern Jam」とDrakeのヒット曲「Nokia」をマッシュアップして披露したシーンが印象的でした。
Travisは、フェスティバルのメインステージにも短時間だけ登場し、「Highest in the Room」や「Skyfall」を披露。それ以外の時間は、先述の特設ステージでパフォーマンスを行いました。
また、彼の代表的なヒット曲「FE!N」を2回も披露し、観客を大いに喜ばせました。
このセットには、60人編成のブラスバンドに加え、天井から吊るされたダンサーたちも登場。彼らはまるで空中を浮遊しているかのような演出で、ステージにさらなる迫力を加えていました。