Dos Monosが、最新シングル「Pearl」をリリースした。
先日ホラー漫画界の巨匠・伊藤潤二のジャケットによる最新EP『Dos Moons』を5月にリリースすることを発表したDos Monos。本作は、その新EPの先行シングルとなっており、ホラーテイストも感じる不穏なサンプリングから始まり、アンビエントからダンスミュージック、そしてメタルまで様々なジャンルの音楽がスリリングに駆け巡る5分超えの楽曲に。サックスに松丸契、ドラムに大井一彌という第二期Dos Monosを支える二人のミュージシャンが参加し、前作で新たに生まれ変わったバンドとしてのサウンドと、かつてのDos Monosのサンプリングミュージックの世界観が見事に調和している。
また本作のMIXエンジニアはDos Monosのこれまでのほとんどの楽曲を手掛けてきた巨匠・The Anticipation Illicit Tsuboiが担当し、マスタリングエンジニアはArcaやAphex Twinなどを手がけてきたマット・コルトンが務めた。
本作のジャケットを担当しているのは2016年に『百鬼夜行』が第66回学展大賞を受賞し、現在もキュレーターや作家としても活躍する水野幸司。月明かりに引き寄せられて水面に向かっていくEPジャケットに対比して、水面に映る月を上から眺めた様子を描写した作品になっている。