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ニューヨークのみならず、ヒップホップ業界全体でも話題の中心となっているFunkmaster Flex。彼は最近、長年所属するラジオ局Hot 97で「大きな変化がある」と発表し、多くのファンが局を去るのではないかと心配しました。

Funkmaster FlexはXでこう投稿しました。「9月1日のレイバーデーが、俺のHot 97での最後のショーになる!夜7時だ!すべてのことには終わりがある!本当に楽しんだ時代の終わりだ!」

この投稿で大きな波紋が広がりましたが、実際には局を離れるわけではなく、時間枠が変更されるだけであることが後に明らかになりました。レイバーデー以降は午後5時から7時に番組が移動します。

そんな中、Funkmaster Flexは元同僚DJ Enuffの退社について自分が関与したのではないかとの憶測を否定しました。

DJ EnuffはHot 97で約30年にわたりDJをしていましたが、同局が時間枠や人事の大幅な見直しを発表した際に、ベテランの彼は解雇され、一方でFunkmaster Flexは放送時間を早められることになりました。

TMZのインタビューで、DJ Enuffは自身の退社についてFunkmaster Flexが原因であると示唆し、「証拠はないけど、自分の中では辞めることになった原因だと感じてる。」語りました。

これに対し、Funkmaster Flexは自身の番組で「TMZが俺を陥れようとしている。相棒を裏切ることなんてできない。Enuffのことは心から愛してる。彼だけに限ったことじゃない。誰かがクビになったり番組を降ろされることに俺が関わることなんて絶対にない。俺は心から彼らと繋がっている。」と否定しました。

さらにFunkmaster Flexはこう付け加えました。「お前を裏切った奴らは、あのお別れのビデオに映ってたやつらだ。TMZと一緒にいたときに外で立ってたやつらがそうだよ。ビデオをもう一度見直して、本当に奴らの顔をよく見てみろ。」

Funkmaster Flexはまた、DJ Enuffの音楽への影響についても称賛しました。「彼はスペイン系クラブに行列を作らせたオリジネーターだ。DJ Enuffなしにスペイン系ヒップホップのパーティなんて存在しなかっただろう。彼が始めたんだ。1晩に2〜3本のブッキングをこなして動き回ってた。そうやって活躍していた彼の姿は、いつの間にか見られなくなってしまった。」