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Jinmenusagiが、最新シングル「Aruku」をリリースした。

Jinmenusagiによるキャリアを象徴する作品『DONG JING REN』のヒット以降、自身のプロデューサー名義であるLEEYVNGとしてビートアルバムのリリースやABEMAドラマ『警視庁麻薬取締課MOGURA』への俳優出演、さらには自身の作品を紐解いた個展『東京人展』の開催など、音楽のみならず型にはまらない活動を続けてきたJinmenusagi。

今回リリースされた”Aruku”は、年内リリース予定の新アルバムからのシングルカット第一弾。都会に生きる人間関係の距離感や価値観のズレを、鋭くもユーモラスに切り取り、Jinmenusagiならではの内省的且つシニカルな視線や人格から放たれる作詞は、ただの自己主張に終わらず東京で生きる同じ感性の持ち主に共感を得るであろう「温度差」を浮き彫りにする。

また、プロデュースは本人がLEEYVNG名義で担当。Jerk Drill特有のリズムの中に、東京人と自負する自身ならではの解釈がサウンドとして昇華。煌びやかなネオンの隙間に吹き込む都会の夜風のようなサックスのフレーズ、ミドルテンポでバウンス感を保ちながらも、過剰に煽らない落ち着いたサウンドが「気だるさ」と「焦燥」を同時に浮かび上がらせ、日本・東京産を物語るサウンドとなっている。