Timbalandは、常に時代を先取りした音楽を生み出す先見的なプロデューサーとして名を馳せてきました。そんな彼は今、音楽における人工知能 (AI)の活用を最も強く推進する人物の一人として知られています。そして今回、ついに自身が手がけるAIアーティスト、TaTa Taktumi (タタ・タクトゥミ)による初のリリースを正式に発表しました。

新曲「Glitch x Pulse」は、10月10日に公開され、近未来的なミュージックビデオも同時にリリースされました。映像にはダンシング・ロボットや宇宙船、さらに人気ダンスチームJabbawockeezによるダンスパフォーマンスも登場します。

ビートはティンバランド自身がプロデュースし、AIエンターテインメント企業Stage Zero名義で映像全体のエグゼクティブプロデュースも務めています。

このリリースにはファンから賛否両論の反応が寄せられました。

Instagramではあるユーザーが「声の抑揚や感情、表現力はどこにあるの？」とコメントし、別のユーザーも「魂がこもっていない感じがする」と批判。さらに「最近Timbo (Timbaland) の動画を見るたびに『これAIじゃないよね？』って思ってしまう」といった声も見られました。

一方で、長年の友人であり音楽仲間のSwizz Beatzは炎の絵文字を連投して称賛。

Jabbawockeezの共同創設者も「みんなまだ時代に追いついていないだけ。これはマジでヤバい（＝最高）」と擁護しています。