Ice Cubeは、手抜きのパフォーマンスをするラッパーが大嫌いで、その気持ちをはっきりと示しています。
最近ヒューストンで行われたコンサートで、N.W.Aの一人でありレジェンドラッパーの彼はステージを一時中断し、十分な努力をせず観客に頼ってパフォーマンスをこなすラッパー達たちを叱責しました。
「腹立たしくないか?チケット代を払って、駐車代も払って、髪も整えて、服も着替えて、ショーに来て全ての歌詞を歌わなきゃいけないんだぞ。頼むぜ、マジで!」とIce Cubeは吐き出しました。
「半分もこんな感じでやるパフォーマーが嫌いなんだ」とIce Cubeは続け、マイクを観客に向けて歌詞を歌わせるパフォーマーの動作を真似しながら語りました。「クソだぜ、俺はお前がラップするのを聴きに来たんだ、マザファッカー!」
どうやら、Ice Cubeだけが観客に歌わせるラッパーについて不満を感じているわけではありません。
2023年には、Hip-Hop界の偉大なショーマンとして知られるバBusta Ryhmesも、バックトラックを使ったパフォーマンスのトレンドを批判していました。
「俺たちは添加物なんてなかった時代から来ている。余計なミキシングや希釈、神聖で純粋なものをいじるなんてありえない」と、ラスベガスのLovers & Friends Festivalでのステージで語りました。「俺たちこそが神聖で純粋な存在だ。」