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Sean “Diddy” Combsの評判はすでに大きく傷ついているが、今回の新たな告発によって、そのイメージはさらに悪化することになりそうだ。

Diddyは長年にわたり音楽業界で最も影響力のある人物の一人だった。しかし、数え切れないほどの訴訟や告発が示しているのは、彼がその権力をかなり乱用していた可能性があるということだ。そして今回、彼が業界に大きな影を落としていた別の手段が明らかになった。

The Post Millennialによると、ある極秘撮影された映像の中で、レコード業界の幹部が「Diddyがアーティストを陥れていた。」と告発している。

そう語ったのは、Atlanticレコードでリズム・プロモーション部門の元シニア副社長を務めていたMotti Shulman(モッティ・シュルマン)。この会話はO’Keefe Media Groupによって秘密裏に録音されたものだという。

Motti Shulmanは、Diddyが自身のパーティーでアーティストたちを撮影し、その映像(いわゆる“フリークオフ(乱行パーティー)”の映像)を、より良いレコード契約を求めた際の脅し材料として使っていた可能性があると語っている。

「Sean Combsは、単にレコード契約を結ぶ以上の力を持っていた。彼はアーティストを業界から干すこともできた。特に彼のパーティーに行ったら最後だ。楽しそうな場所で、女の子やドラッグが用意されていて、その場では問題なさそうに見える。でも彼は、アーティストが変なことをしている映像を握っているんだ。」

さらにMotti Shulmanは、過去にBad BoyレコードのCEOであるDiddyと仕事をしたことがあると明かしつつ、最初から彼を好ましく思っていなかったとも述べている。

「Diddyは根本的に悪い人間だ。実際に一緒に仕事をしたことがある。あいつは最低な野郎で、最初からそれは分かっていた」

現時点で、収監中のDiddy本人はこの映像についてコメントしていない。また、こうした手法が実際に使われていたという確たる証拠は存在しない。ただし、人々が彼をより否定的に見るようになることは避けられないだろう。