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J. Coleが、アルバム『The Fall-Off』の発表からわずか数時間後に、同作からのファーストシングルをリリースした。

「The Fall-Off… Disc 2 Track 2」というタイトルで公開されたこの楽曲は、近々リリースされる(そして最終作となる)本アルバムが2枚組作品になる可能性を示唆している。内容は、Nasも誇りに思うであろうストーリーテリングの傑作だ。

Escoの「Rewind」からインスピレーションを受け、ノースカロライナ出身のJ. Coleは、DZLとManeeshによるソウルフルなビートに乗せて、人生を逆再生する形で語っていく。死、遺産、親としての姿、結婚、キャリアの節目、そして最終的には誕生までを描写している。

「孫たちが棺を祭壇まで運び、シャツを濡らすほど涙を流していた。涙は頬を伝い、目に溜まり、胸を刺すほどの痛みになる。60年先へ早送りすれば、俺は“Verse of the Year”を手にし、目的は明確だ。死と戯れようとする奴を葬ること。今お前が聴いているものこそが、その成果だ」

とJ. Coleはラップしており、Kendrick LamarとDrakeのビーフから身を引いたことへの批判にも、彼の自信は微塵も揺らいでいない。

この自伝的な楽曲を映像化したのは、監督Ryan Doubiagoによる巧みなミュージックビデオ。部屋から部屋へと逆方向に進んでいく演出で、内省的なリリックを視覚的に表現している。