2019年12月にオーバードーズによって21歳の若さで急逝したシカゴ出身の若手ラッパー Juice Wrld(ジュース・ワールド)。彼の死後にリリースされた遺作アルバム『Legends Never Die』は、『Spotify』の“世界で最も再生されたアルバム 2020”で第8位にランクインするなど、改めて彼の人気ぶりを知らしめる作品となっていたが、このたび新作EP『The Party Never Ends』が製作中であることが明らかに。
Juice Wrldは生前、趣味のダートバイク(とクスリ)に興じる以外は常にレコーディングをしていたほど楽曲制作に熱心に取り組んでおり、2,000曲以上が遺されたと言われている。彼のマネージャーを務めていたPeter Jideonwoによると、今回のEPはこれらの未発表曲が収録され、その中にはLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)をはじめとする大物をフィーチャリングに迎えた楽曲も何曲か含まれているそうだ。
なおEP『The Party Never Ends』の存在は、Jideonwoが『Twitch』のストリーマーであるAdin Rossのインタビューに出演したことで明らかになったのだが、同インタビューで彼はJuice Wrldの未発表曲がたびたびハッカーによってリーク被害に遭っていることに怒りを露わにし、「リークされると俺らの行動が全て台無しになってしまう。ハッカーはもしリークするつもりなら俺の所に来い。1万ドルを渡してやるから」とコメントしている。
現在製作中ということでリリースがいつになるかは分からず、それまでにJuice Wrldも参加しているMaroon 5(マルーン5)の7thアルバム『Jordi』でも聴いておこう。また、彼のフォトグラファーが語った死の真相はこちらから。