Lupe Fiascoが来年度からマサチューセッツ工科大学(MIT)でラップを教えることになったと同大学が発表した。
マサチューセッツ州ケンブリッジにある同校は、現地時間の5月20日(金)にArts at MITのTwitterアカウントからこのニュースを発表しました。
グラミー賞受賞者のLupe Fiascoは、MITのMLKゲスト教授プログラムに選ばれた芸術と人文科学に精通した3人の専門家のうちの1人です。スキッドモア大学で演劇を教えるEunice Ferreira准教授と、ドキュメンタリー映画作家のLouis Massiahも選ばれています。
『@MITでラップを教えるつもりだ。』とLupe Fiascoは公式発表の後にツイートしている。『役に立たない単位になる。』とコメントを残した人(現在コメントは削除されている)もいたが、それに対してLupe Fiascoは『授業内容のカリキュラムはまだ出来ていないが、Rapを通して、様々なものを学ぶことができる。』と返信。
Lupe Fiascoはすでに同校ののCASTレジデンスで、起業家やコミュニティの支持者としての仕事について学生に話し、さらにSociety of Spoken Art(SOSA)の取り組みについても説明しました。また、同校のデジタルメディア学科の教授であるNick Montfortとともに、LupeはCode Cypherというプログラミングコンテストを主宰し、MITの学生たちがチームを組んで1日がかりのクリエイティブなコーディングイベントに参加しているなど、馴染みの深いことがうかがえる。
ルーペは2015年4月、MIT学部協会イベント委員会の好意により、MITのスプリングフェストで自身のヒット曲の数々を披露した。彼は当時、学生に『大学に通っていればよかった。』や『尊敬すべき卒業生がいるので、いつもMITを尊敬している。』と話していました。