Wiz KhalifaはDJ Dramaと共に、Power 105.1のThe Breakfast Clubに出演し、ロサンゼルスのナイトクラブで2人のDJに怒りをぶつけたことについて、DJコミュニティー全体に謝罪の意を表明した。

『まず最初に、すべてのDJとDJコミュニティー全体に向けて、自分の行動に対して謝りたいんだ。過ちに対して反省し真摯に受け止めたい。だから、心から謝るよ。今更遅いかもだけど、本当にあんな風にするつもりはなかったんだ。』

Wiz KhalifaはロサンゼルスのナイトクラブPoppyで最新LP「Multiverse」のリリースパーティを開催していた。しかし、このイベントの映像にはWiz Kahlifaが2人のクラブDJ、そのうちの1人はDJ Mike Dangerであり、彼らのプロ意識の欠如を指摘し、『かかってこいよ！』と脅す様子が映し出されていた。

Wiz Khalifaは、DJブース上でラップトップの後ろに立ち、『この野郎、やるならやってやるよ。お前ら最低のDJだ』と言っているのが聞こえる。興奮したWiz Khalifaを落ち着かせようと、間に入ったDJに対して、『俺を抱きしめるな、この野郎。』と怒鳴っています。『俺の新しい曲をかけろ、ちゃんとやれよ。DJの仕事をちゃんとやれよ』とも発言。この映像では、Wiz Khalifaが2人のDJの頭からキャップを払い落としながら、彼らのDJプレイについて非難を続けているのが見て取れる。

Wiz KhalifaはThe Breakfast Clubとのインタビューで、5曲のセット中にDJときちんとコミュニケーションが取れていないという悪い状況に陥ったとDJ Envyに説明している。

『自分のセットになった時、フラッシュドライブに入れた5曲がプレイされたんだけど、タイミングに問題があったんだ。プレイされた曲もキューも間違っていたんだ。本当にパフォーマンスがうまくいかなかったんだ。予定していた曲が正しくプレイされなかった。だけど、周りはそのまま続けようとなったけど、全員できちんとパフォーマンスをしないとダメだと言ったんだ。』

Wiz Khalifaは、DJたちのプロ意識の低さが続き、最終的には感情が高ぶってしまい、ターンテーブルを止めてDJ Mikey Dangerのキャップを叩き落とし暴言を吐いてしまったという。

『人のキャップに触れたり、人によってはDJへの暴行と考えるようなことをしたのは、間違いなく一線を越えていたよ。自分の想いにも合わないし、物事の対処の仕方でもないし、言い訳にもならない。どんな形であれ、弁護のしようがないんだ。』と続けた。

Wiz Khalifaは、DJ Mikey Dangerに連絡を取り、正式に謝罪する予定だという。ちなみに、DJ Mikey Dangerは自身のインスタグラムにこの件に関する声明を投稿している。

『先週の金曜日にPoppyで起こったことはとても残念なことで、私自身と私のチームに対して言われたこと、されたことすべてをまだ気持ち的に整理しているところです。私たちは自分たちのしていることを愛していますし、パーティーで来てくれた皆さんに素晴らしい体験をしていただけるよう常に努力しています。ロサンゼルスで育ち、自分の街の人々を楽しませるためにキャリアを築いた者として、この街がドープな音楽でリラックスしてヴァイブするための安全な場所を持ち続けられるよう、自分のチームやプロモーターと協力し続けるつもりだ。我々は皆アーティストであり、我々のファンやコミュニティーのために最高の瞬間をキュレートするために敬意を持って協力する方法を見つけることができます。だから、起きたことの重大さと同じくらい、最終的には礼節と愛を持ってこの経験から前進できることを願いながら、動き続けるつもりだよ。』 と述べた。