JAY-ZはDJ Khaledの「GOD DID」で約4分のヴァースをワンテイクでラップしたと、長年のエンジニアであるYoung Guruが語っている。
JAY-Zは8月26日(金)にリリースされたDJ Khaledのニューアルバムのタイトル楽曲でスキルを披露した。Young Guruは彼が一度にバースを録音したことに驚きを隠せないという。長い間一緒に仕事をしてきたにもかかわらず、Young Guruは4分にもわたるレコーディングを一回で終わらせたのは驚異的だと言う。
Young GuruはGeniusのRob MarkmanとGQのFrazier Tharpeに、『みんな、彼(JAY-Z)がこのヴァースを仕上げた時に、俺がどれだけ驚いたか理解していないね。この曲(「GOD DID」)はいつもとの感じと違っていた。いつも俺とJAY-Zが曲を作る時は、2ヴァースや3ヴァースづつ作るんだ。でも、今回はそうじゃなかった、JAY-Zがスタジオに入ってきた時から全てが整っていたんだ。完璧だったんだ。本当にワンテイクで終わらせたんだ。JAY-Zからビートを聴かせてくれと言われた時は、まだDJ Khaledからビートをもらっていなかったんだ。JAY-Zからビートをもらってそれをいつものように何回もループさせてヴァースを作っていく作業をしようとしたら、彼に止められたんだ。JAY-Zに、直ぐにDJ Khaledからレコーディング用の曲を手に入れて欲しいと言われて、「GOD DID」のトラックを手に入れると、既に、全部のヴァースが完成していたんだ。』
Young Guruは『彼が4分近くの何小節ものヴァースを用意していたなんて知らなかったから、52歳にしてまたこんなことをするなんて、ただただ驚いているんだ。驚きが止まらないよ。なんって言っていいかわからないよ。だからTwitterでみんなとこの感覚をシェアしたかったんだ。』と語る。Young Guruは、あまりに感動して、曲が公開される前にそのことをツイートしたほどです。