Dr. Dreが「The Chronicle」のマスター音源を含む自身の音楽の権利を372億円(2億5000万ドル)で売却するようだ。
西海岸のスーパープロデューサーは、音楽収入源やその他の資産のコレクションを372億円で売り出したとBillboardが報じた。Dr. Dreは、年間総額13億円近くを生み出すとされる作品の買い手が2社あるとのこと。Shamrock HoldingsとUniversal Music Groupだ。2社は別々の取引で資産を取得する準備をしており、取引は完了間近と伝えられている。
Dr. Dreに近い関係者は、『売却に関する報道が正確であることを伝えた。しかし、最終的な価格は、報道されている262億円を大きく上回るものの、Dr. Dreの希望価格とされている372億円は下回る可能性が高い。』と主張している。
この取引では、Shamrock Holdingsは複数のソースから資産を取得することになり、パッケージの収益の75%から90%になると言われている。これには、彼の2枚のソロアルバム「The Chronicle」と「2001」からのアーティストロイヤリティとN.W.A.としてのアーティストロイヤリティの取り分が含まれる。さらに、Shamrock Holdingsは、Dr. Dreのプロデューサーとしての印税と、彼がパブリッシング権を持たない楽曲の作曲の取り分を得ることになります。
Universal Music Groupは、Dr. Dreのソロ・デビュー・アルバムおよびヒップホップの名作「The Chronic」の原盤を含むパッケージの残りの10%から25%を取得します。UMGは、Aftermath/InterscopeとTop Dawgのジョイントベンチャーで獲得したKendrick Lamarの楽曲の一部も取得する予定です。