December 20, 2022

Frank Ocean、2016年の「Blonde」以来アルバムをリリースしておらず、ファンの間ではそろそろ続編が来るのではないかと期待が高まっています。

そんな中、Frank Oceanは2025年に向けた動きをほのめかすようなビルボードを設置しました。Rolling Stoneによると、そのビルボードには「KIKI BOY 2025」という謎めいたフレーズが書かれており、コロラド砂漠のCoachella Valleyへ続く道路沿いに登場したとのこと。「Kiki Boy」という言葉は、彼のものとされる非公開のInstagramアカウント「@kikiboyyyyyyy」にも関連していると見られており、このアカウントは2025年3月に開設され、フォロワーはわずか8人。その中には、彼のメインアカウント「@Blonded」や、SZA、Kendrick Lamar、Ariana Grandeなども含まれています。

Frank Oceanは2023年のCoachellaでヘッドライナーを務めましたが、そのパフォーマンスは物議を醸しました。1時間遅れて登場し、ライブ配信も行わず、第2週の出演はキャンセル。その際、待望の新アルバムについての言及もほとんどなく、唯一語られたのは「今日ここに来た理由を話したいんだけど、それは新しいアルバムのためじゃない……まあ、新しいアルバムがないってわけでもないんだけど」という曖昧なコメントだけでした。当時、Rolling Stoneに語った関係者によると、本来はもっと大掛かりな演出が予定されていたものの、直前に脚を負傷したことで計画が狂ってしまったそうです。「Frank Oceanが計画していた多くの演出要素が土壇場で実現できなくなった。それがすべてを混乱させて、急ごしらえの対応を迫られた」とのこと。

Drakeが、1日にして2つの歴史的快挙を達成しました。ビートルズが保持していた長年のチャート記録を塗り替えたほか、RIAA(全米レコード協会)における驚異的なマイルストーンにも到達したのです。

Chart Dataによると、カナダ出身のスーパースターであるDrakeは、Billboard 200チャートに通算で最も多くの週数ランクインしたアーティストとなり、伝説的な英国のロックバンド、Beatlesを上回りました。

Drakeのアルバムは、2009年のミックステープ「So Far Gone」以降、合計で3,348週以上チャート入りしており、その記録は15年以上にわたっています。

これまでの記録保持者だったBeatlesは3,311週。なお、Taylor Swiftも3,313週でBeatlesを上回っています。

Hip-Hopアーティストとしては、トップ10に入っているのはEminemのみで、彼の記録は2,423週です。

さらに、4月8日には、Drakeがアルバム、シングル、客演を含むRIAA認定ユニットの累計が5億ユニットを突破した史上初のアーティストとなったことも報じられました。

「Drakeが、Billboard 200の通算チャートイン週数でビートルズを超え、歴代1位のアーティストに!」

「Drakeが、アルバム、シングル、フィーチャリングを含むRIAA認定ユニットで、史上初の5億ユニット突破を達成」

この偉業により、Drakeは2022年にEminemを抜いて以来保持している、RIAA史上最多認定アーティストという地位をさらに強固なものとしました。

DrakeのRIAA記録には、「God’s Plan」、「One Dance」、「Hotline Bling」、「Work」(Rihannaとのコラボ)、「Sicko Mode」(Travis Scottとのコラボ)、「Life Is Good」(Futureとのコラボ)の6つのダイヤモンド認定シングル(1,000万枚相当以上の売上)が含まれています。

Travis Scottは、昨年10年前のミックステープ「Days Before Rodeo」を再リリースし、チャートの歴史を塗り替えました。次は2013年に発表したデビュー・ミックステープ「Owl Pharaoh」でも、いつか同じことを成し遂げたいと考えているようです。

Complex誌の最新カバー・ストーリーで、Travisは「Days Before Rodeo」の再リリース成功について語る中で、「Owl Pharaoh」をストリーミング・プラットフォームに追加する予定があるか尋ねられました。

Travis Scottは「うん、間違いなく。絶対にやるつもりだよ。」と答え、「ただ、その“タイミング”を考えているところなんだ。」と続けました。

「Days Before Rodeo」はリリース10周年を記念してストリーミングプラットフォーム配信されましたが、「Days Before Rodeo」の10周年はすでに過ぎているため、次の節目として2028年の15周年が期待されます。

なお、「Days Before Rodeo」のチャート記録ですが、初登場で36万超の換算ユニットを記録して2位にランクインした後、順位は一時106位まで落ち込んだものの、その後バイナル販売によって、再び1位に返り咲くという歴史的な快挙を達成しました。

Billboardによると、「Days Before Rodeo」は4週目に15万6,000の換算ユニットを記録し、そのうち14万9,000がTravisの公式サイト限定で販売されたバイナルによるものでした。

これは、Rapアルバムとしては史上最多のバイナル販売数であり、全ジャンルを通しても、1991年に記録が始まって以来6番目の記録となります。

なお、Travisは以前にも2023年のアルバム「Utopia」で、ヒップホップ史上最多となる週9万3,000枚のバイナル売上を記録しており、今回その自身の記録を塗り替えることになりました。

Young Thugは、ファンが自分の楽曲の歌詞を間違ってタトゥーにしてしまったことに対し、ユーモラスな反応を見せました。

Young Thugの熱狂的なファンの一人が、Young Thugの名曲「Digits」へのオマージュとしてタトゥーを入れましたが、その曲のヴァースを聞き間違えていたようです。

そのファンは、背中に「horses don’t stop, they keep going(馬は止まらない、走り続ける)」という言葉と、疾走する馬のイメージをタトゥーとして入れました。しかし実際の歌詞は、「Hustlers don’t stop, they keep going(ハスラーは止まらない、走り続ける)」です。

この画像がバイラル化したのを受け、Young ThugはSNS上で反応し、「だから俺はもっとはっきり喋るようにしてだけど、UY SCUTI…マジかよ…」とコメントしました。

「UY SCUTI」は、Young Thugの次回作と噂されているアルバムのタイトルへの言及のようです。

YSLのリーダーである彼は、先月マイアミ・ヒートの試合で、「UY SCUTI」と名前が入った背番号5の特注ジャージを掲げている姿が目撃されています。

「UY SCUTI」は超巨星の名前でもあり、Thuggerだけをフォローし、彼からもフォローされているInstagramアカウントとしても存在しています。

このプロジェクトの詳細はまだ明かされていませんが、これは昨年10月に彼が釈放されて以来、初の作品となる見込みです。

一方で、33歳の彼にはもっと深刻な問題も迫っています。検察は、彼のSNS投稿を理由に保護観察を取り消すよう求めました。

フルトン郡地方検事局は先週、法廷に申し立てを行い、Thugが警察の捜査官に対して脅迫行為を行ったとされることから、彼を再び収監するよう要求しています。

DrakeがJustin Bieberとのコラボに動き出したが、どうやら同じカナダ出身のJustin Bieberはその気がないようだ。

4月6日、Justin BieberはInstagramに約3億人のフォロワーに向けて次のように投稿した。
「音楽一緒に作りたい人、DMして」

Drakeはその投稿にコメントし、驚きの事実を明かした。
「DM送ったけど、返事なし。」

Justin Bieberはまだ返事をしていないが、他の有名アーティストたちからは多数のコラボ依頼が殺到している。

2012年に「As Long As You Love Me」でJustin Bieberと共演したBig Seanは「DMチェックして」とコメント。その他、Kehlani、新進気鋭のカントリー歌手Bailey Zimmerman、そして長年の友人であるJaden Smithもコメントしている。