Young Thugは10月15日（金）にスターが勢揃いしたアルバム「Punk」をリリースしましたが、その中でも特に目を引くコラボレーションが、故Mac Millerとのアルバム最後に収録された「Day Before」でした。The Breakfast ClubとインタビューでYoung Thugが2018年9月に亡くなる前日に、偶然にも彼のスタジオでMac Millerと一緒にこの曲をレコーディングしたことを明かしました。

Young Thugはインタビューで『Macが死ぬ前日に一緒にいたんだ。彼は俺のスタジオに来て、俺のアルバム曲に参加したんだ。これはとても不思議なことだけど。彼がスタジオに来て、俺と一緒に曲を作って、その次の日に彼が死んだ。完成した曲の名前は「Day Before (前日)」。曲のタイトル名は「Day Before」だけど、曲の内容は女性のことを歌っていて……すごく色鮮やかな感じなんだよね。』と語っています。

動物の鳴き声をフィーチャーしたインストゥルメンタルに乗せて、Young Thugは自分のソフトな面を表現し、Mac Millerは彼ならではの控えめでおだやかな口調で語っています。この曲は、謎めいた2人のラッパーの心を中を覗くことができる曲の一つかもしれません。

「Day Before」は、Punkのアウトロとして収録されています。この癒し系のトラックはVerzacheがプロデュースしていて、Young ThugとMac Millerの初の公式コラボレーションとなっています。

Mac Millerは2018年9月7日に薬物過剰摂取で亡くなりましたが、Young ThugとMac Milerは前日にあたる9月6日にスタジオでセッションしたことになります。