Snoop Doggの最新のキャリアは、原点に立ち返ったものです。ウエストコースとのラッパーである彼は、1993年のデビューアルバム「Doggystyle」をDeath Row Recordsよりリリース以来、アーティストとしてまた、ビジネスマンとして業界にインパクトを与え続けてきた。プレスリリースによると、50歳となったSnoop Doggは、MNRK Music GroupからDeath Row Recordsブランドを取得。具体的な取引金額は明らかにされていません。
Snoop Doggは、『シンボル的でカルチャー的に重要なDeath Row Recordsブランドを買収することができて、ワクワクしているし、感謝している』と語っている。『キャリア初期に所属し、創設メンバーの一人であったレーベルの所有権を得ることは、非常に嬉しい。これは自分にとって非常に意味のある瞬間だ。BlackstoneとMNRK、そして特にDavid Kestnbaumには、数カ月に渡り私と協力し合い、この素晴らしい出来事を実現させてくれたことに、個人的に感謝したい。Death Row Records の次の章を築くのが楽しみだ。』
『Snoopは、Death Rowのこれからの30年を担うべき経営者です。MNRKは過去10年間、この伝説的なブランドに携われることを光栄に思っている。』と、 MNRK Music Groupの社長兼CEOのChris Taylorは付け加えました。
Death Rowは1990年代初頭にDr. Dre、Suge Knight、Dick Griffey、 D.O.Cによって立ち上げられ、Snoop Doggをはじめ、2Pac、Dr. Dre自身、Nate Doggといったアーティストのキャリア確立を支援しました。その後、2006年にレーベルは破産を申請、2009年に1800万ドルでWIDEawake Entertainmentに競売にかけられた。2012年にWIDEawakeが倒産し、Entertainment Oneに売却され、Hasbroの一部門となる。2021年、HasbroからeOne Musicを買収する一環として、 The Blackstone Groupに売却された。
今回のニュースは、Snoop Doggが1月に発表したアルバム「Bacc On Death Row」のリリースを控えているときに発表された。「B.O.D.R.」は、Snoop DoggがDr. Dre、Eminem、Kendrick Lamar、Mary J. Bligeと共にSuper Bowl LVIでハーフタイムショーを行うのと同じ現地時間の2月13日にリリース。