Capitol Recordsは、バーチャルラッパー、AIロボットのFN Mekaと契約した。FN Mekaの 「Moonwalkin」、 「Speed Demon」、「Internet」の3曲がTikTokで爆発的なヒットを収めたこが契約に繋がっていると推測される。FN Mekaは、10億回以上の再生回数を記録し、TikTokだけで1,000万人のフォロワーを獲得し、このプラットフォームでNo.1の仮想アーティストとなっています。

この新しい契約を記念して、FN MekaはGunnaとプロゲーマーのClixをフィーチャーした「Florida Water」と題するUniversal Music Group傘下のCapitol Recordsとの最初のシングルをリリースしました。この曲はTurboとDJ Holidayがプロデュースをしています。

Capitol Music GroupのExperiential Marketing & Business Developmentの副社長のRyan Rudenは、Music Business Worldwideのインタビューで『音楽、テクノロジー、ゲーム文化の融合で、これからの盛り上がりの始まりにすぎない。FN MekaとClixによるこの最新のプロジェクトは、初めての試みですが、Capitol Recordsの80年にわたる革新の歴史の進化にすぎません。』と述べています。

また、Music Business Worldwideにて、FN Mekaが最初に契約したバーチャル・レコード・レーベルであるFactory Newの共同設立者を務めたAnthony Martiniにもインタビューしています。『今のところ、人間の声がボーカルを担当しているが、コンピュータが自分で言葉を考えて演奏できるようにすることを目指している。さらには、他のコンピュータと共同作曲家としてコラボレーションすることもできるようになるだろう。』と、Anthony Martiniは語っている。