Xzibitが DJ HEDの番組「Effective Immediately」に出演し、故DMXの代表的なヒット曲のひとつについて語りました。Xzibitによると、「Party Up」は、Tha Dogg PoundのKuruptに向けたディスソングとして書かれたもので、2人ともFoxy Brownと恋愛関係にあったことが背景にあるそうです。
「ヤバいのは、『Party Up』が『Calling Out Names』へのアンサーソングだと知ったときだ」とXzibitは Billboard に語りました。「Drakeもそうすればよかったんだよ。『Party Up』みたいな曲を作るべきだった。けど彼は本気で殴り合いにいっちゃった。俺は何度も言ってるけど、喧嘩好きなやつとは喧嘩しないほうがいい。」
Xzibitはさらに続けます。「『Party Up』は Kurupt への返答だったんだ。『You wack, you twisted, your girl’s a ho / You broke, the kid ain’t yours and everybody know… お前はダサくて捻くれている、女は尻軽だ/金もないし、子どもはお前のじゃないってみんな知ってる)』DMXとKruptはFoxy Brownを巡って揉めてたんだ。Hip-Hop初級講座が必要だな。」
一方、「Callin Out Names」で Kurupt は明確に DMXをディスっています。
Mothafck D / Mothafck M / Only X I know is Xzibit or RBX / Extraordinary, trynna snatch my btch / You can have the btch, two btches gettin’ rich / Just to come to the West Coast and get stripped down / Beat to death and stripped, all over a btch.(DMXなんかクソくらえ/俺が知ってるXはXzibitとRBX だけだ/俺の女を奪おうとしてる?/その女やるよ、2人の女が稼いでるだけだ/西海岸に来て裸にされ、殴られて、全部その女のせいだ
DMXの死後、KuruptはBootleg Kevのインタビューでこのディスソングについて語り、きっかけとなった出来事を明かしました。「あのときは感情的になってて、女性との一件にすごく腹が立ってたんだ。とにかく、あの扱われ方にね。だからその怒りをぶつけたんだ。」と話しています。
また、「人ってさ、調子に乗せられることがあるんだよね。あの人がこう言ってた、この人がこう言ってたって、色々な人の話を真に受けてしまってた。DMXの一件が最後の一押しだったんだ。怒りがピークに達してて、一気に爆発したんだ」とも語りました。
幸いにも、Kuruptは後に、DMXが亡くなる前に2人が和解できたことを明らかにしています。