アメリカのラッパー、Joyner Lucasが、イギリスのラッパーSkeptaのディストラック「Friendly Fire」に対して、新曲「Nobody Cares」で応戦。UKとUSのラップシーンのプライドをかけたバトルが、今大きな注目を集めている。
事の発端は、Skeptaがアメリカのラッパーに対する挑発的な意見を述べたこと。これに対しLucasはXで「この瞬間を待ってた…Joyner Lucas vs @Skepta #UKvsUS」と投稿し、戦いの火蓋を切った。
Skeptaはその後「Friendly Fire」をリリース。楽曲内でLucasを「バスタード(ろくでなし)」と呼び、しばらくヒットを出していないと揶揄した。
Lucasはこのディストラックを聞く動画を自身のXに投稿し、”Alright, say less, my boy.” と一言残して再生を途中で停止。動画には笑い声や表情も収められ、挑発に対して冷静かつ余裕のある態度を見せた。
両者はSNS上でも数々のやり取りを交わしており、SkeptaがLucasの名前をわざと間違えて発言したり、Lucasが「Skeptaが使ってる薬を教えてくれ」と挑発するなど、バトルは過熱。Skeptaが「Friendly Fire」を出したことで、再びボールはLucas側へと渡された格好だ。
そしてついに、Skeptaのディストラック「Friendly Fire」に対し、Joyner Lucasが自身の新曲「Nobody Cares」で応戦しました。
Joyner Lucasのリリックは「Maybe you’re mad because you ain’t got buzz up in the U.K. no more もしかして、お前がムカついてるのは、イギリスでもう話題になってないからじゃねぇの? “I heard your career just ain’t what it was and you don’t get paid no more. お前のキャリアはもう以前のようにはいかないって聞いたし、金も稼げなくなったらしいな」とSkeptaをディス。