December 10, 2024

新しいNikeの広告で、Doechiiは「インダストリープラント (業界が意図的に売り出したアーティスト)」という噂に対し、自らの輝かしい実績を示すことで反論している。

Hip-Hop界の新星であるDoechiiは、次々と壁を打ち破り、着実にその地位を確立している。最近ではLauryn Hillから支持を受け、その影響力とアーティストとしての実力がさらに証明された。

2025年のパリ・ファッションウィークで注目を集めた後、彼女はアメリカに戻り、Nikeの大規模なキャンペーンに起用された。その広告は、Doechiiに付きまとってきた「インダストリープラント」という噂に真正面から向き合い、数々の功績を羅列したレシートを用いて自身の実績を強調している。Nikeはこの広告に「認められる必要なんてないほど正真正銘の存在。でも念のため、Doechiiのレシートを印刷しておいたよ。」というキャプションを添え、彼女のメッセージを後押しした。

このキャンペーンでは、彼女が自らの努力で成功をつかみ取ったアーティストであることが強調され、音楽、ファッション、カルチャーにおける彼女の活躍がアピールされている。Nikeがこれまでのコラボレーターたちに行ってきたように、今回のパートナーシップはあくまで始まりに過ぎないかもしれない。Doechiiがファッションの分野でも存在感を増していることを考えると、スニーカーやアパレルのコラボレーションが実現する可能性もある。

それがシグネチャーモデルのスニーカーであれ、特別仕様のカラーモデルであれ、キュレーションされたファッションラインであれ、Doechiiの個性的な美的感覚はNikeのラインナップに新たな魅力を加えるに違いない。

もしこのコラボレーションがさらに発展すれば、Doechiiの影響力は音楽だけでなく、スニーカーやストリートウェア文化にまで広がることが予想される。彼女が新作スニーカーを発表するのか、独自のファッションコレクションを展開するのか、あるいは女性Hip-Hopアーティストにスポットを当てたキャンペーンを行うのかはまだ分からないが、このパートナーシップには大きな可能性が秘められている。

Nikeはこれまで数々のカルチャーアイコンを世界に知らしめてきたが、Doechiiの台頭はまさにその流れにぴったりと当てはまる。彼女の次の一手が何であれ、Doechiiが単なるアーティストを超えた存在であることは明らかだ。

ZINとTiMTによるオルタナティブR&Bユニット=Lipsumの最新シングル「I don’t think I love you」がリリースとなった。

新進気鋭のオルタナティブR&Bユニット”Lipsum”による第四弾シングル『I don’t think I love you』
Lipsumの特徴でもある物憂げで、湿度と浮遊感のあるサウンドに、恋愛の繊細な心境を綴ったラブソングに仕上がっている。

MEGA-Gが、約5年ぶりとなる最新アルバム『Return of the Boom Bap』をリリースした。

前作Re:BOOTより5年、より研ぎ澄まされたリリックと確かなブーンバップサウンドを引っ提げて三つ星シェフが帰ってきた。現代日本のHIPHOPシーンに失われたカルチャーにリスペクトを込めた全10曲が収録されている。

KVGGLV、GOLD DIGGAを全面プロデュースに迎えた最新EP『Not Your Business』がリリースとなった。

大阪を拠点にリズミカルなフローと奥深いリリックを共存させたラップと、ハウスやテクノなどのダンスミュージックを掛け合わせたスタイルで、「Loser」「Chip ‘n’ Dale (feat. NORIKIYO)」が相次いでバイラルチャートインを記録し、FPSゲーム”Valorant”の世界大会「Valorant Champions Tuor」でも楽曲が起用されるなど注目を高めているKVGGLV。本作はBAD HOP、炒炒、Yvng Patra、Crystal Kay等のプロデュースでも知られるGOLD DIGGAを全面プロデュースに迎えた1作。KVGGLVのソロでも共作しているプロデューサーBACKFACETORAを客演に迎えた1曲目「MM6」やKVGGLVと同じく関西出身のアーティスト、week dudusを客演に迎えた4曲目「Chick, chick, chick」などダンサンブルなビートとKVGGLVの高いスキルが伺える全6曲が収録されている。

kegønが、最新シングル「NEVER DIE YOUNG」をリリースした。

2025年春にリリースを予定している2ndアルバムの先行シングルとして展開される本作は、kegønのありのままのライフスタイルや価値観がまっすぐ、素直に表現されており、ビートメイクまで自身で手掛けたセルフプロデュース作となる。

1stアルバム『On the Edge』では自身のジャンルレスな感性・世界観を表現していたが、この楽曲ではkegønという人物に、よりフォーカスした内容となっており、次のステージへ更に駆け上がろうとする自身の強い覚悟を提示した作品となっている。