January 22, 2025

Hip-Hop史上、最も有名でありながら悲劇的な“遺物”のひとつが、約175万ドル(約2億円)で手に入るかもしれない。

1996年に2Pacが銃撃され致命傷を負った際に乗っていたBMWが、「Celebrity Cars Las Vegas」を通じて売りに出されている。これは、あの悲劇的な事件以降、この車両が初めて一般公開・販売されるケースとなる。

この車の価格は175万ドル(約2億円)。出品情報によると、直近のオーナーによって「銃撃事件以前の状態に戻すための全面的なレストアが施され、最近新たに塗装も行われた」という。

車両はブラックの1996年式BMW 7シリーズで、5.4リッターV12エンジンとブラックレザーの内装を備えている。ただし、約30年前に2Pacを襲ったドライブバイ・シューティング(車上銃撃)による痕跡が、今もわずかに残っている。

「弾丸の着弾点のひとつに該当すると考えられる小さなへこみが車体外部に残っていますが、非常に微妙で見分けにくいものです」とCelebrity Carsは説明している。

「また、内側のドアパネルとライナーを慎重にめくることで、弾丸が車内に貫通した正確な位置に残るオリジナルの溶接痕を見ることができ、この車両の歴史的価値をさらに裏付けています」

この“いわく付き”の唯一無二の車を所有できるだけでなく、購入者には「車両の所有権および歴史的来歴(プロヴェナンス)を証明する書類」も提供されるという。

車両の内部を紹介する動画も公開されている。

2Pacは1996年9月7日、Mike Tyson対Bruce Seldon戦の試合後、ラスベガスの交差点で赤信号で停車中、このBMWの助手席に乗っていた。運転していたのはSuge Knightだった。

2Pacは複数発の銃弾を受け、当時25歳という若さで、6日後にその傷が原因で亡くなった。一方、Suge Knightはかすり傷を負ったものの生還している。

この事件は、6か月後に起きた2Pacの盟友からライバルへと変わったBiggieことThe Notorious B.I.G.の殺害とも関連していると長年考えられており、25年以上にわたって未解決のままだった。しかし、2023年9月、Duane “Keefe D” Davisが逮捕されたことで大きく動いた。

ロサンゼルス出身の元クリップスのギャングリーダーであるKeefe Dは、この致命的な襲撃を主導した重要人物として告発されている。当局によれば、彼は犯行を計画しただけでなく、銃撃が行われた車に同乗し、さらに殺害に使われた銃を実行犯(1998年に死亡したとされる彼の甥、Orlando Anderson)に手渡したという。

この殺人罪の立証に使われた証拠の多くは、実はKeefe D自身の発言によるものだった。彼は2019年に出版した自著『Compton Street Legend』や複数のインタビューで、銃撃事件への関与を自白している。

62歳のKeefe Dは、2008年に連邦当局と結んだ情報提供合意によって、自身には免責があると誤って信じていた。しかし、ラスベガス警察はその合同捜査の合意に関与しておらず、さらにKeefe D自身がメディアで公に語った発言は、検察にとって十分に立件可能な材料となった。

Keefe Dの裁判は、度重なる延期を経て、8月10日に開始される予定となっている。

近年、Kodak BlackとBoosie Badazzはオンライン上や楽曲の中で言葉を交わしてきたが、どうやらKodak BlackはいまだBoosie Badazzのことを快く思っていないようだ。

Kodak Blackは、ルイジアナ出身のBoosie Badazzに対して、まだ言いたいことがあるようだ。ポンパノ・ビーチ出身のKodakは、1月7日に新曲をリリースし、その中でBoosie Badazzに向けたラインをいくつか放っている。曲のタイトルは「Christmas Eve」だが、ホリデーの雰囲気を広める内容とはまったく無関係だ。

楽曲の約40秒あたりで、Kodak Blackはディスを開始する。彼はBoosie Badazzを、若い世代のアーティスト――自分自身も含めて――を嫌って攻撃する、ひねくれた年配者として描写している。「ZEZE」のヒットで知られる Kodakは、Boosieを「ダサい(lame)」と呼び、かつては彼を「OG」として尊敬していたが、もうそうは思えないと語る。

さらに Kodak は、Boosie Badazzが自分を嫌っている理由の一つとして、「自分を契約(サイン)できなかったからだ」と主張している。このディスに気づいたファンたちは、楽曲が公開されているYouTube のコメント欄で反応を示している。

「このBoosie Badazzへのディス、マジでヤバい」とあるユーザーは書き、別のユーザーは「Boosie、流れ弾くらってて草(笑)」とコメント。さらに別のファンは、ディスの一節を引用しながら🔥の絵文字を添えて称賛し、「“you don’t even move like a OGGGGGGG(お前、OGらしい動きすらしてない)”」と書き込んでいる。

現代のラップシーンでは、特に女性のみで構成されるコラボ曲は珍しい存在だが、Lattoはすでに理想のラインナップを思い描いている。アトランタ出身の彼女はOkayplayerのインタビューで、Lil’ Kimの名曲「Not Tonight(Ladies Night Remix)」の現代版を作るとしたら誰を招くかを明かした。

「うーん…たぶん、私、Doja Cat、YKNIECE、GloRilla、そしてCardi Bかな。いろんな条件を満たしてるし、意外性もあっていいでしょ(笑)」とLattoは語っている。

さらにビートを手がけるプロデューサーについても、「私のお気に入りはPooh Beatz、Go(Grizzly)、それとCoupe。だから絶対に、1人でも全員でも一緒にやりたい」と話した。

Lattoが名前を挙げたアーティストの多くは、これまでにも彼女とコラボしてきた面々だ。昨年9月には、Cardi Bと「ErrTime(Remix)」で再共演し、これは「Put It On Da Floor Again」以来の共作となった。また、LattoとDoja Catは、11月にTikTokでバイラルヒットしたSummer Walkerの「Go Girl」にも参加している。

LattoとGloRillaはすでに複数のコラボ曲を持っている一方、YKNIECEは今回挙げられた中では比較的新しい存在だ。Rap-Upの「Women In Hip Hop To Know Beyond The Major Stars」でも紹介されているように、「Pressure」で知られるYKNIECEはこの1年で、Futureの「WHIM WHAMIEE」やMetro Boominの「Take Me Thru Dere」など、多くのビッグ作品に参加して注目を集めている。

新たな「Ladies Night」が実際に実現するかはまだ分からないが、その可能性は十分にある。Lattoは次回作となるアルバムを制作中であることも明かしており、こう語っている。

「新しいアルバムに取り組んでるんだけど、正直、ここまで作品を発表するのが楽しみなのは初めてかもしれない」

さらに彼女はこう続けた。

「前作の『Sugar Honey Iced Tea』では、自分に賭けて新しい章に踏み出した感覚があった。今回は、その進化版という感じがしてるの」

Bruno Marsは、自身の次回ソロアルバムが正式に完成したことを明らかにした。これは、約10年ぶりとなる本格的な単独リリースへの大きなカムバックを意味する。今回の作品は、数々の賞を席巻し、複数のグラミー賞を受賞した2016年の『24K Magic』以来となるソロアルバムとなる。

1月6日にBruno Marsは自身のXアカウントにて「アルバムが完成した」と投稿している

近年、Bruno Marsはソロアルバムこそ発表していなかったものの、音楽活動は非常に精力的だった。2021年にはAnderson .Paakとタッグを組み、Silk Sonicとして『An Evening With Silk Sonic』をリリース。1970年代のファンクやソウルにオマージュを捧げたこのコラボアルバムは、批評・商業の両面で大成功を収め、主要なグラミー賞を総なめにした。

さらに直近では、2024年にBLACKPINKのRoseとのコラボ曲「APT.」を発表。このシングルは世界各国で1位を獲得し、グラミー賞にも3部門でノミネートされるなど、ジャンルや国境を越えた影響力を改めて証明した。

マルチ・プラチナを誇る世界的スーパースター、DaBabyが、ニューアルバム『Be More Grateful』を1月16日にリリースすることを正式に発表した。発表と同時に、新曲およびミュージックビデオ「DON’T INSULT ME」も公開。この楽曲には彼の娘・Twinが出演しており、キャリアの中でも特にパーソナルな瞬間のひとつとなっている。

本楽曲は、切迫感と繊細さを併せ持つサウンドで、誇り、守ること、そして物事をどう捉えるかというテーマを軸に、DaBabyのより内省的な一面を描き出している。Nick Maysが監督を務めたミュージックビデオは、DaBabyが娘のTwinと歩いているところを、パパラッチや記者たちが激しく取り囲む場面から始まる。緊迫した状況の中、Twinが“スーパーパワー”を使って記者を追い払うことで空気が一変。その後の映像では、Twinを傍らに置いたまま、DaBabyが自身のアイデンティティ、逆境に対する強さ、そして地に足をつけて生きることについて鋭いリリックを放っていく姿が描かれる。

「DON’T INSULT ME」は、『Be More Grateful』の感情的な土台を築く楽曲であり、最近のリリースで提示されてきたテーマをさらに発展させる内容となっている。アルバムを予約購入したファンは、「DON’T INSULT ME」や「PBJT」に加え、既発曲の「LETTER TO MY YN」「PAPER LOW」「OUT YA BUSINESS」を即時特典トラックとして受け取ることができる。

今回のリリースは、DaBabyが続けてきた安定したクリエイティブ活動の流れの中に位置づけられる。「LETTER TO MY YN」では若い世代へのメッセージを打ち出し、誕生日に公開されたモノクロ映像の「OUT YA BUSINESS」では、集中力と責任感の重要性を改めて強調していた。

音楽活動にとどまらず、DaBabyはコミュニティへの貢献にも力を注いでいる。2024年には、亡き兄グレン・ジョンソンを称えて「DaBaby Cares」を設立。メンタルヘルスへの意識向上を目的に、学校を拠点としたアウトリーチ活動を通じて、若者たちに支援やリソースを提供している。