Ab-Soul

Joey Bada$$とAb-Soulが、いわゆる「新たな東海岸・西海岸ビーフ」をめぐり、顔を突き合わせてマイクを交えました。

この対決は、Big Seanも参加したRed Bullの新フリースタイル企画「Spiral Freestyle」で行われたもので、Joeyが以前から抱いているとされる“西海岸に対する不満”が発端とされています。今年初めには、Ab-Soulと同じTDE所属のRey VaughnがJoeyを公にディスしたことも話題になっていました。

Ab-Soulはサイファーの中で次のようにラップ:

“Lyt was heavy and Ray definitely stepped / But this is Hip Hop, you know we still on that / It was healthy for the sport, sticking to the roots, keeping it competitive / Just be lucky that Soul ain’t stepping in.”

「Lyt(Joey Bada$$の別名)は存在感があったし、Ray(Rey Vaughn)も確かに挑戦状を出した / でもこれがHip-Hop、俺たちのやり方だ / ルーツを守って、健全な競争を続けているだけ / Soul(Ab-Soul)が出てこなかっただけでもありがたく思えよ」

これに対して、Joey Bada$$は鋭く切り返します:

“They don’t want the war with the Martian, they sendin’ they troops / At the general, but I’m the one who Ab salute / They obsolete, can’t compete ’cause I’m too elite / Tryna spark a match but they simply lackin’ the heat / Blasphemy, I don’t need no one to blast for me / Charge into the game, call that shit a catastrophe.”

「火星人との戦争は誰も望んじゃいないだろ、でもヤツらは軍隊を送ってきた / 狙いはこの将軍である俺だが、Ab(Soul)が敬礼するのは俺 / ヤツらは時代遅れ、俺には勝てない、俺はエリートすぎる / 火をつけようとしてるが、熱量が足りてない / 神への冒涜、俺は誰にも撃ってもらう必要なんてない / ゲームに突っ込む、まさに“カタストロフィー(大惨事)”ってやつさ」

さらにJoeyは、Ab-Soulへの応酬を続けます:

“First off, I could never hate the West Coast / But since n-ggas comin’ for Joe, fuck it then, let’s go / N-ggas must’ve forgot what Dot said on ‘Control’ / There’s still a buncha sensitive rappers in they pyjama clothes. I guess, this ain’t no East versus West / I just think that I’m the best, as a matter fact, I know / These bars could put bad boys on death row / Kinda crazy how Suge and Puff in jail, though (Damn) (Woah) / Yo, I was at the party but I never seen a freak off (Woah) / Instead a battle rapper on stage showing his cheeks off (Ayo).”

「まず最初に言っておく、俺は西海岸を嫌いになんてなれない / でもヤツらがJoe(Joey)を狙ってきたんなら、いいだろ、やってやるよ / Kendrick(Dot)が“Control”で言ってたこと、もう忘れちまったのか? / やわな感情的になってるラッパーが山ほどいるって話さ / これは“東対西”じゃない、俺が最強ってだけの話 / 実際、俺のバースは“Bad Boys”を“Death Row”に送り込めるレベルさ / SugeとPuffが今じゃ二人とも塀の中ってのも、なんか皮肉だよな(クレイジーだ) / 俺はあの“パーティー”にいたけど、“フリークオフ”なんて見なかったぜ(Woah) / 代わりに、バトルラッパーがステージでケツを出してただけさ(Ayo)」

Eazy-EがAIの力を借りて息子によって“復活”する予定です。

TMZのインタビューで、ラップ界のレジェンドであるイEazy-Eの息子、Lil Eazy-Eが語ったところによると、AIを活用して父親の声や姿を再現した複数のプロジェクトが進行中だということです。

Lil Eazy-Eは「実は、父が自分に話しかけているサンプルを手に入れたんだ。それを聞いて、AIでできる可能性について全く新しい視点を持つことができた。映画としても、音声コンテンツとしても、特別なことができると感じている。」

「ずっと夢見ていたプロジェクトがあって、それは父と自分の人生の物語を同時に語るものなんだ。AIを使うのが一番いい方法だと思っている。Ace Industriesというパートナーと一緒に進めていて、いくつかのサンプルを送ってくれた。本当に感動的で、まるで父が自分に直接語りかけているようだった。」

また、Lil Eazy-EはAIで再現した父とのデュエットアルバム制作の可能性にも触れました。

Eazt-Eは1995年に亡くなっていますが、Lil Eazy-EとAIの力を得て復活するかもしれません。すでに、TupacがCoachellaで“復活”してから10年以上が経ちましたが、技術の進化によって、今ではその可能性は無限大です。

KVGGLV、最新EPより「Chick, chick, chick (feat. week dudus)」のミュージックビデオが公開となった。

⼤阪を拠点にリズミカルなフローと奥深いリリックを共存させたラップに、ハウスやテクノなどのダンスミュージックを掛け合わせたスタイルで、「Loser」「Chip ‘n’ Dale (feat. NORIKIYO)」が相次いでバイラルチャートインを記録し、FPSゲーム”Valorant”の世界⼤会「Valorant Champions Tuor」でも楽曲が起⽤。また⼈気アニメ「ヒプノシスマイク」の⼊間 銃兎「Awake」のラップディレクション/作詞を⼿掛けたり、⾃⾝のアパレルブランド「SOMETIMES」をスタートし、⼤阪の中⼼地に店舗を構えるなど、幅広い活動で注⽬を⾼めているKVGGLV。
BAD HOP、炒炒、Yvng Patra、Crystal Kay等のプロデュースでも知られるGOLD DIGGAを全⾯プロデュースに迎えたEP『Not Your Business』に収録されている楽曲で、客演に盟友week dudusを迎えた「Chick, chick, chick feat. week dudus」のミュージックビデオが本日公開となった。Satoki Imakuraが映像ディレクションを務めた本作は、KVGGLVとも親交のあるアーティスト、Ashley、rirugiliyangugili等もカメオ出演している。

YNW Mellyが再審理を前に釈放されるというわずかな希望は、5月12日に再び打ち砕かれました。フロリダ州の裁判官が保釈請求を再び却下し、YNW Mellyは引き続き勾留されることが決定しました。

NBC 6 South Floridaによると、Martin S. Fein(マーティン・S・ファイン)裁判官は、YNW Mellyの保釈請求を再び退け、9月に始まる再審理まで拘留を継続するよう命じました。フロリダ出身のラッパーであるYNW Mellyは、2018年に元友人であるYNW JuvyとYNW Sakchaserの2人を殺害したとして起訴されており、第一級殺人罪を2件抱えています。有罪判決を受けた場合、終身刑になる可能性があります。

今回の却下は、YNW Mellyにとって3回目の保釈申請却下です。昨年11月には、彼はブラウワード郡保安官事務所を「非人道的な扱い」で訴え、即時釈放を求める訴訟も起こしました。現在26歳のYNW Mellyは、2019年からブラウワード郡の刑務所に勾留されています。

5月6日、YNW Mellyは弁護士チームと共に法廷に姿を現し、保釈を求めました。今年初めにドレッドヘアを切って短髪になった彼はスーツ姿で出廷し、裁判官が保釈や緊急医療措置など、数多くの請求を読み上げる中、弁護士の隣に座っていました。

今回の保釈審理では、YNW Mellyの所属レーベル「300 Entertainment」が彼の保釈金を支払う用意があると弁護側が提案。また、釈放された場合は自宅軟禁、足首のGPSモニターの装着、警備員の配置なども行うと主張しました。

しかし、ファイン裁判官は弁護側の主張に耳を傾けたものの、YNW Mellyの釈放を認める判断には至りませんでした。

TMZによると、Tory Lanezが5月12日の朝、カリフォルニア州の矯正施設California Correctional Institutionの運動場で刺され、病院に緊急搬送されたとのことです。襲撃の動機は明らかになっていませんが、報道では他の受刑者による犯行だとされています。幸いにも、ケガは命に関わるものではないと伝えられています。

Tory Lanezは、2020年にMegan Thee Stallionを銃撃した罪で現在10年の懲役刑に服しています。先月の裁判資料によれば、Megan側の弁護士は、YouTuberのMilagro Gramzを相手取った名誉毀損訴訟に向けた証言を得るため、刑務所で彼に会ったとのことです。

しかし、その際Lanezは「挑発的で炎上狙いの言動を取り、民事訴訟の基本的なルールすら無視した」と裁判資料には記されています。彼の弁護士ですら、この態度を否定し、距離を置いているとのことです。

資料によると、Toryは「discuss(話し合う)」「approve(承認する)」「meet(会う)」といった基本的な単語の意味すら知らないふりをし、Meganの弁護士の1人に対して髪色や外見に関する「低俗で女性差別的な嫌味」を言ったとされています。

このような態度により、証言取りは始まってすぐに中止されました。

Megan側の法務チームは、Toryを侮辱罪(法廷侮辱)に問うよう裁判所に求めており、「意味のある制裁」を科すよう要求しています。この動きに対して、Toryの弁護団も反対していないといいます。