年末が近づき、通常であれば大型リリースは減っていくタイミングですが、21 Savageはそんな流れを無視して、今年最後を飾るアルバムを投入しようとしています。
12月8日、彼は次のプロジェクト『WHAT HAPPENED TO THE STREETS?』を12月12日にリリースすると発表しました。発表には、ヒットマンらしき人物、炎上する建物、そしてCGI風の赤ん坊のようなものが登場する白黒のティーザー映像が添えられていました。
Apple Music のプレセーブページによると、『WHAT HAPPENED TO THE STREETS?』は全14曲で構成され、まだ1曲も公開されていません。
「Bank Account」で知られる彼は、今回のプロジェクトをマイアミのアート・バーゼルで初めて示唆しました。来場者は、デザイナー Olaolu Slawn による、頭の上にナイフが刺さったピエロの巨大インフレータブル作品を目撃。作品にはQRコードが添えられ、白黒のカバー画像と Apple / Spotify のプレセーブリンクへと誘導される仕組みでした。
2025年、Savageは主にフィーチャリングで活躍してきました。年明けにはLil Babyの「Outfit」とCentral Ceeの「GBP」に参加。その後も Travis Scottの『JACKBOYS 2』や Metro Boomin の『A Futuristic Summa』などの作品に参加しています。
彼の最後のソロアルバムは 2024年の『american dream』で、Billboard 200 で1位を獲得。「redrum」や、Summer Walker を迎えた Faith Evansサンプリング曲「prove it」などを収録。Doja Cat、Lil Durk、Brent Faiyaz、Mariah the Scientist といったアーティストも参加しています。