Boosie BadAzz

16FLIPが、最新ビートテープ『Elixir』をリリースした。

ラッパー・ISSUGIのビートメーカー名義で、自身の所属するグループのMONJUが立ち上げたレーベル・Dogear Recordsを中心に数々の作品をリリースする16FLIP。

前作『Atomosphere22’』とまた違うテイストを見せる今作『Elixir』は、AkaiのMPC3000を使って制作された最後のビート集。

太古の首飾りの様に複数の石を繋ぎ合わせた原始的で洗練された造形、そして様々なサンプルから調合されたまさに『Elixir(万能な薬)』のようなビート達は、一聴して16FLIPとわかるオリジナリティとテクスチャーを放ち、聴く者の日常に新たな驚きと楽しみを感じさせる。

ラッパーのTOFUとljによる最新シングル「City 2 City」がリリースとなった。

和歌山を拠点に、ジャンルに囚われない自身のスタイルでシーンを圧巻し、最近ではDJ Kenn AonとのプロジェクトでEPをリリースしたTOFUと、MIKADO、7、Kohjiyaなど様々なアーティストとの作品を持ち、最近ではプロデューサーとしての動きも見せるlj 。

今作は、現在注目の若手プロデューサー・VetteBoyによるトラップビートに、TOFUの繰り出す覇気、ljのフレッシュさ融合され、ジャパニーズヒップホップシーンへの「革命」を体現したと言っても過言ではない作品となっている。

2人がそれぞれの地元を拠点に、昼夜を問わず休まずに動き回るリアルな姿を描いた本楽曲は、この混乱と喧騒に覆われた世の中を生き抜く、全て世代の人々へ向けた作品となっている。

ヒップホップシンガーの柊人が、最新EP『ありのまま』をリリースした。

本作は、変化の多い時代の中で「自分を偽らず、まっすぐに生きる」姿勢を音楽で表現した意欲作。彼の最大の魅力であるソウルフルな歌声とリアルな言葉を、全6曲にわたって余すことなく詰め込んだ。

サウンド面では、Leofeel、Shin Andrew、Daishi、GooDee、Gacha Medz、GeGといった気鋭のプロデューサー陣が参加。加えて、注目の女性シンガーYunoa、北海道を代表するソウルシンガー笠原瑠斗を迎え、ジャンルを超えた広がりを見せる作品に仕上がった。

JeterとY ohtrixpointneverによるポップデュオ・Peterparker69が最新シングル「love it」をリリースした。

“love it”は2023年に『POP YOURS』で披露されてから2年の時を経て待望のリリースとなった楽曲。ダンサー・FLAMEの”love it”に込められたエネルギーが迸るこのビデオは、発売と同時にソールドアウトとなった先日のSpotify O-EASTでのワンマンライブ中にも登場した。

姫路発のヒップホップクルー・MaisonDeが最新EP『The MaisonDe Ⅲ』をリリースした。

8人各々が異彩を放ち、地元・姫路のヒップホップシーンを牽引しているヒップホップクルーのMaisonDe。メンバーである、Shurkn PapやTaiyoh、ljらが個人の活動を活発化させ注目を集める中、今年クルーとしてもシーンを圧巻するべく動き始めた。

過去に発表された『The MaisonDe』、『The MaisonDe Ⅱ』に次ぐThe MaisonDeシリーズ3作品目となる今作では、MIKADOとの共作EP『Walk the Walk』を手かげたことで話題を呼んだメンバーのljが楽曲プロデュースにも関わり、突き抜けるような爽快さと鋭利さを併せ持つトラックがメンバー各々のパーソナリティと交差することによって、MaisonDeにしか表現できないアートを完成させた。

仲間への想いやアーティストとしてのあり方など、エモーショナルやリアルを上手くスピットした超大作となっている。