Flat Line Classicsが、最新シングル「Daily Ops」をリリースした。
前作“New Deal”同様、クリエイティブコレクティブ/レーベル〈w.a.u〉からのリリース、同コレクティブ所属の01sailがプロデュースを担当した本作は、ヒップホップの本質を鋭く捉えたリリックと、オーガニックなグルーヴが共鳴する、現代都市を生き抜く者たちの「日常業務 = Daily Operations」にフォーカスした1曲。
ブーミーで乾いたキック、うねるベースライン、耳の奥で滲むようなシンセのレイヤー。全体を通して、ウエストコーストのクラシックな空気感が漂う。冒頭の《What do you trust? / What do you do?》という問いかけから始まるフックは、自問自答を繰り返しながらも前進するマインドを象徴。Weird the art、BIG FAF、Sart、Dazそれぞれが繰り出すヴァースでは、ストリートでのリアルな生活、創作への執念、自己との対話が繊細かつタフな言葉で綴られている。
また、《am pm 流れるMy tune》《ヒリついたLifeの先にGOAT》など、詩的かつ具体的な描写が印象的で、Dazの《這い上がるための音を上げろ 声を上げろ》という一節には、音楽が持つ希望と再生の力が込められている。