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A$AP Rockyの『Don’t Be Dumb』がついにリリース間近のようだ。そして、そのアルバムジャケットはTim Burtonによるデザインで、大スクリーン作品のような仕上がりになるという。

A$AP Rockyは待望の4枚目のアルバムのジャケットを公開した。このジャケットは、映画、『ビートルジュース』、『シザーハンズ』、そして80年代後半から90年代初頭の『バットマン』シリーズで知られる映画監督Tim Burtonによるデザインだ。

A$AP RockyはInstagramで「(待たせてごめん!『Don’t Be Dumb』ついに登場!Tim Burton手伝ってくれてありがとう!近日公開!)

ジャケットには、Tim Burton独特のスタイルで描かれたPretty FlackoことA$AP Rockyのイラストや、「Don’t Be Dumb」と書かれた巨大な禁止マークが描かれている。Tim Burtonの名前もジャケットにクレジットされている。

現時点で『Don’t Be Dumb』の映画化が進行中なのか、それともバートンが音楽ビデオを監督するだけなのかは不明だ。

『Don’t Be Dumb』の正式なリリース日はまだ発表されていないが、A$AP Rockyが先月、Tyler, The Creatorの「Camp Flog Gnaw」フェスティバルで「01162026」と書かれたシャツを着てパフォーマンスしたことから、1月16日リリースの可能性が噂されている。

Nelly、St. Lunatics、そしてスーパースター・プロデューサーのMetro Boominの間で、セントルイスを拠点としたつながりが形になりつつある。

St. Lunaticsの曲が正式にリリースすることになった。Nellyは、ステージ上で、セントルイス出身のグループが2026年に新プロジェクトをリリース予定であることを発表した。St. LunaticsはNellyを中心人物とし、Ali、City Spud、Kyjuan、Supa Nateといったメンバーで2000年代初頭に地位を確立したアトランタHip-Hopのメンバーだ。

ファンに新しい音楽を届けるだけでなく、若きセントルイスのレジェンド、Metro Boominをエグゼクティブプロデューサーとして迎えたことも話題だ。

Nellyは「セントルイスを完全に愛している。もう一度、St. Lunatics 2026、エグゼクティブプロデュースはMetro Boomin。セントルイス、俺たちが2026年を盛り上げていくぞ。」と公言した。

これはグループにとって、2001年にリリースされた『Free City』以来、初のアルバムとなる。「Midwest Swing」「Here We Come」「Let Me In Now」といった大ヒット曲を生み出した彼らにとって、24年ぶりの新作はファン待望の一枚だ。セントルイス出身のもう一人のスター、Metro Boominとのタッグは、この瞬間をさらに特別なものにする。Metroは音楽シーンで歴史的な快進撃を続けている。

Metro Boominは最近、自身のアルバム『Futuristic Summa』をリリースしたばかりで、多くのファンから2025年のベストプロジェクトのひとつと称されている。セントルイス生まれ、アトランタ育ちのプロデューサーは、2000年代初期のノスタルジックなサウンドに触発され、Roscoe Dash、Waka Flocka Flame、Young Droといった当時を象徴するアーティストを迎え、未来的な雰囲気を蘇らせた。

21 Savageは、4枚目のソロスタジオアルバムのリリースに向けた展開を続けており、新曲「HA」のビデオを公開した。この映像は、アトランタ出身のラッパーによる『What Happened to the Streets?』からの最新の表現であり、全14曲からなる本作には豪華なコラボレーションと鋭いプロダクションが詰め込まれている。

アルバムにはDrake、Lil Baby、Young Nudyなどがゲスト参加しており、21 SavageがHip-hop界で最も安定してヒットを生み出すアーティストの一人であることを改めて示している。今週初めにシネマティックなトレーラーとともに発表されると、瞬く間にカルチャー全体で話題を呼んだ。

『What Happened to the Streets?』のプロデュースはMetro Boominが主導しており、2人が『Savage Mode』シリーズで築いたグラミー受賞のケミストリーが継続している。また、Southside、Spiff Sinatra、COUPE、伝説的プロデューサーのZaytovenもビートを提供しており、多様でありながら統一感のあるサウンドスケープを生み出している。

「HA」はアルバムリリースの新たなビジュアル章を加え、21 Savageのストレートなラップスタイルとストリートに根ざした視点を際立たせている。アルバムがすでにリリースの準備が整い、映像の公開も続く中、21 Savageは最新の活動で勢いを増す兆しを見せ、止まる気配はない。

Sean “Diddy” Combsの評判はすでに大きく傷ついているが、今回の新たな告発によって、そのイメージはさらに悪化することになりそうだ。

Diddyは長年にわたり音楽業界で最も影響力のある人物の一人だった。しかし、数え切れないほどの訴訟や告発が示しているのは、彼がその権力をかなり乱用していた可能性があるということだ。そして今回、彼が業界に大きな影を落としていた別の手段が明らかになった。

The Post Millennialによると、ある極秘撮影された映像の中で、レコード業界の幹部が「Diddyがアーティストを陥れていた。」と告発している。

そう語ったのは、Atlanticレコードでリズム・プロモーション部門の元シニア副社長を務めていたMotti Shulman(モッティ・シュルマン)。この会話はO’Keefe Media Groupによって秘密裏に録音されたものだという。

Motti Shulmanは、Diddyが自身のパーティーでアーティストたちを撮影し、その映像(いわゆる“フリークオフ(乱行パーティー)”の映像)を、より良いレコード契約を求めた際の脅し材料として使っていた可能性があると語っている。

「Sean Combsは、単にレコード契約を結ぶ以上の力を持っていた。彼はアーティストを業界から干すこともできた。特に彼のパーティーに行ったら最後だ。楽しそうな場所で、女の子やドラッグが用意されていて、その場では問題なさそうに見える。でも彼は、アーティストが変なことをしている映像を握っているんだ。」

さらにMotti Shulmanは、過去にBad BoyレコードのCEOであるDiddyと仕事をしたことがあると明かしつつ、最初から彼を好ましく思っていなかったとも述べている。

「Diddyは根本的に悪い人間だ。実際に一緒に仕事をしたことがある。あいつは最低な野郎で、最初からそれは分かっていた」

現時点で、収監中のDiddy本人はこの映像についてコメントしていない。また、こうした手法が実際に使われていたという確たる証拠は存在しない。ただし、人々が彼をより否定的に見るようになることは避けられないだろう。


21 Savageが新アルバム『WHAT HAPPENED TO THE STREETS?』をリリースしたが、それと同時に行われたインタビューでの発言にも大きな注目が集まっている。アトランタ出身のラッパーである彼は、さまざまな話題について語る中で、DrakeとKendrick Lamarの有名なビーフについても言及した。

21 Savageは、司会のRashad “Big Bank” Holsey, Sr’s (ラシャド “ビッグ・バンク”・ホルジー・シニア)がホストを務めるポッドキャスト番組「Perspektives With Bank」に出演し、約3時間にわたる対談を行った。その中でも特に関心を集めている話題のひとつが、今年初めに起きたDrakeとKendrick Lamarの確執に対する21 Savageの見解だ。彼は、Drakeに関わらないよう忠告していたが、トロント出身のDrakeはそれでも引き下がらなかったという。

「俺は、Drakeがダメージを受けたとは思ってない」と21 Savageは語る。
「だって、今年一番ストリーミングされてるのは今でもあいつだろ。俺は“ネット上でのダメージ”を受けたって感じだと思ってる。でもさ、『ネットでダメージを受けた』って何なんだ?って話でもある。ストリーミングするには結局ネットに行かなきゃいけないしな。人によっては“影響を受けた”って言うかもしれないけど、俺はそんなふうには見てない。正直、最初から“そんなことするな”って言ってたんだ。あの件には関わるなって」

21 Savageによると、「Jimmy Cooks」で共演したDrakeは、自分が「リリック面で挑戦された」と感じ、引き下がることができなかったという。また、二人の間で交わされた電話でのやり取りについても明かした。

「どっちからだったかは覚えてないけど、あの日のどこかで電話したんだ」と21 Savageは説明する。
「たしか最初の曲、Metro Boominたちとの曲が出た後だったと思う。そのとき俺は言ったんだ。『ヤバいぞ。お前、絶対に勝てない戦いに突っ込もうとしてる。どうやっても勝ち目がない』って。状況によっては、たとえ勝ったとしても、結局は勝ちじゃないこともあるんだ」

補足すると、21 Savageは「ドレイクに勝ち目がなかった」と言いたかったわけではない。たとえ世間の評価でDrakeが勝ったとされても、それでも結果は“負け”になるという意味だった。

「みんながDrakeに負けてほしいと思ってる戦いで、どうやって勝つんだ?」と21 Savageは続ける。
「勝っても負けなんだよ、結局は。何が起きても同じ。たとえKendrick Lamarが一切返事をせず、Drakeが曲を出し続けたとしても、彼は勝てない。だって立場が何も変わらないから。もともとトップだったんだから」

さらに彼はこう付け加えた。
「最初から仕組まれてるんだよ。たとえDrakeが勝っていたとしても、勝ったことで“悪者”扱いされてただろう」