PARTYNEXTDOOR

2度のGRAMMY受賞歴を持つR&Bスーパースター、Kehlaniが、Hip-Hop界の革命家Missy Elliottをフィーチャーした最新シングル「Back and Forth」のミュージックビデオを正式に公開した。同曲は、彼女のセルフタイトルアルバム『Kehlani』からの最新ビジュアルとなる。

ミュージックビデオ監督Director Xが手がけた今作は、視聴者を活気あるハウスパーティーの真ん中へと引き込む臨場感あふれる仕上がり。POV(視点)スタイルで撮影されており、Kehlaniならではのソウルフルで繊細な表現と、Elliottの唯一無二のカリスマ性・革新性が見事に融合している。

ノスタルジックかつハイエナジーな雰囲気をさらに盛り上げるのが、緻密に構成されたダンスシーンと、R&Bの伝説Monicaによるサプライズカメオ出演だ。

2026年、Kehlaniにとって飛躍の年
「Back and Forth」のビデオリリースは、2026年に大躍進を続けるKehlaniの勢いをさらに加速させる一作となった。4月にリリースされたセルフタイトルアルバム『Kehlani』は、2024年のミックステープ『While We Wait 2』以来となるフルレングス作品で、Billboard 200で4位デビューを記録。69,000ユニットのセールスを記録し、今年女性アーティストによるR&Bアルバムとして最大のデビューセールスとなった。

今作はKehlaniにとってBillboard 200で4作目のTOP10入り、そして3作目のTOP5入りとなる作品でもある。

各チャートでの初登場順位
R&B Albums:1位
Top Albums:2位
Vinyl Albums:2位
Top Streaming Albums:5位
Indie Stores Chart:5位
この圧倒的なセールスの勢いを後押ししたのが、ブレイクシングル「Folded」だ。2x プラチナ認定されたこのトラックは、KehlaniにGRAMMY®のBest R&B PerformanceとBest R&B Songの2部門受賞をもたらしただけでなく、Billboard Mainstream R&B/Hip-Hop Airplayチャートで17週以上にわたり1位を独走し、歴代最長記録を樹立した。

Live Nation主催、41公演のワールドツアーも始動
この勢いを受け、Kehlaniは最近、Live Nation主催による41公演の大規模ワールドツアーを発表した。

「Kehlani World Tour」の北米編は、8月6日のミネソタ州ミネアポリス・The Armoryからスタート。ロサンゼルス、ニューヨーク、ボストン、ダラス、アトランタなど主要都市のアリーナ・アンフィシアターを巡り、10月4日のカリフォルニア州サンフランシスコ・Shoreline Amphitheatreで北米編を終える。北米の一部公演には、Durand Bernarr、Isaia Huron、TheARTI$t、WASEELがサポートアクトとして出演する。

北米公演終了後は大西洋を渡り、イギリス・ヨーロッパでの冬のツアーへ。11月29日のドイツ・ベルリンを皮切りに、パリ、アムステルダム、ロンドン、グラスゴーを巡り、12月10日のイギリス・マンチェスターで全公演を締めくくる。ヨーロッパ・英国公演ではOdealとWASEELがスペシャルゲストとして全公演に参加する。

「Back and Forth」、そしてセルフタイトルアルバム『Kehlani』は現在、各音楽配信プラットフォームで配信中。

Rakim、Wu-Tang ClanのMasta Killa、そしてKuruptが、複数のヒップホップ界の重鎮を迎えたコラボレーションアルバムを制作中であることが明らかになった。タイトル未定のこの新作には、JAY-ZとEminemも参加する見込みだが、Rakim、Masta Killa、Kurupt Young Gotti本人がこの2人と直接バースを交わすかどうかはまだわかっていない。

A&RでプロデューサーのMatthew “Almighty M80” Markoffが、Rakim、Masta Killa、Kuruptによるアルバムのトラックリスト画像をInstagramに公開。その6曲目に、タイトル未定のトラックとしてJAY-ZとEminemの名前が記されていた。なお、この曲はインタールード(つなぎの短い曲)である可能性が高く、期待値は少し抑えておいた方が良さそうだ。

M80は投稿のキャプションで「AOTY 2026 — PUT SOME COT DAMN RESPEK ON MY NAME(2026年のベストアルバムだ、ちゃんと敬意を払え)」と記している。

アルバムの詳細はまだ謎に包まれているが、God MCと呼ばれるRakimは、昨年リリースした『The Re-Up』に続き、再び活発に動いている様子だ。その他参加アーティストには、KuruptのDogg Pound仲間であるDaz Dillinger、Ghostface Killah、Raekwon、Killa Sin、そしてSnoop Doggなど、こちらも豪華な名前が並ぶ。

JAY-Zについては、先のRoots Picnicでのフリースタイルでも健在のリリック能力を見せつけたばかり。一方Eminemの最新アルバムは2024年の『The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)』で、最近ではJIDの『God Does Like Ugly (The Preluxe)』収録曲「Animals (Pt. 1」にも参加している。

ニューヨーク州マウントバーノン出身のプロデューサーPete Rockとラッパー CL Smooth。高校時代からの幼馴染である二人が、Elektra Recordsと契約し世に放ったこのアルバムは、ジャズ・ラップというジャンルの教科書として今も世界中で聴かれ続けている。

泣きながら作られた名曲が、永遠の定番になった

Pete Rockがある時、偶然Tom Scottのレコードを手に取り、そのサックスのフレーズを聴いて思わず涙を流した。それが「They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)」の誕生の瞬間だった。友人Trouble T-Royの死を悼んで書かれたこの曲は、Hip-Hop史上最も美しい楽曲の一つとして語り継がれ、ビルボードHot Rap Tracksで1位を獲得した。アルバム全体もCD版は約78分、捨て曲ゼロという驚異的な構成で、ジャズ・ファンク・ソウルを縦横無尽にサンプリングしたPete Rockのプロデュース技術の集大成となっている。「T.R.O.Y.」は2009年にアメリカ議会図書館の国家録音登録簿(National Recording Registry)に登録された。

代表作 Music Video

▶︎「They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)」(1992) Hip-Hop史上最高のトリビュート曲の一つ。Tom Scottのサックスをサンプリングした哀愁漂うビートと、C.L. Smoothの詩的なリリックが融合した不朽の名曲。

▶︎「Straighten It Out」(1992) アルバムの勢いを象徴するもう一つの代表曲。Pete Rockのグルーヴィーなプロデュースが光る、ゴールデンエイジ・ヒップホップの真髄。

1977年6月8日、ジョージア州アトランタで生まれ、イリノイ州シカゴのサウスサイドで育ったKanye Omari West。母Donda Westは英語学の教授であり、彼の芸術的感性を育んだ最大の存在だった。大学を中退してプロデューサーとしてのキャリアをスタートさせたKanyeは、Jay-Zの2001年作『The Blueprint』でのプロデュース仕事で業界に名を轟かせ、その後ラッパーとしての地位も確立させていった。

Hip-Hopの定義を何度も更新した男

Kanyeの偉大さは、一つのスタイルに留まらなかったことにある。ゴスペルとソウルサンプリングを融合させた『The College Dropout』(2004年)でデビューし、以降『Late Registration』『Graduation』『808s & Heartbreak』『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』と、アルバムごとに全く異なる音楽的挑戦を続けた。ファッションブランドYeezyの立ち上げ、独自レーベルGOOD Musicの設立など、音楽の外側でも時代を動かし続けた。Grammyを24回受賞したという事実が、その実力を物語る。

現在は様々な物議を醸す言動で批判を受けることも多いが、Hip-Hopの地図を塗り替えた彼の音楽的功績は否定できない。2026年、彼は49歳の誕生日を迎える。

代表作 Music Video

▶︎「Gold Digger」(2005) feat. Jamie Foxx Ray Charlesの「I Got a Woman」をサンプリングした、シカゴ出身のスターが世界へ飛躍した瞬間を象徴する一曲。リリースから1週間で8万ダウンロードという当時の記録を打ち立てた。

▶︎「Stronger」(2007) Daft Punkの「Harder, Better, Faster, Stronger」をサンプリングし、Hip-HopとEDMを融合させた革命的な一曲。Kanyeがスタジアムを埋める存在になった瞬間。

JAY-Zが帰ってきた——そして容赦しなかった。

5月30日、JAY-ZはフィラデルフィアのFairmount Park内、Belmont Plateauで開催された年次コンサート「Roots Picnic」にヘッドライナーとして登場。本編に入る前に、アカペラのサプライズフリースタイルを披露し、自分に向けてきた複数の人物に対して一斉に反撃を見せた。

ターゲット別:JAY-Zが放った言葉


→ Drake へ

“Ni**a, I’m up 10/Wrong chart, champ, you gotta look up again/Nias look up to Hov, I never looked up to them/Them crackers got your publishin’, gangster, go talk tough to them/Don’t talk success to me, you ni**as is workers/In perpetuities, how your contracts is worded.”
Drakeが『Iceman』でJAY-Zをサブリミナルディスしたことへの返答とみられる。「チャートを見直せ、俺は10点リードしてる。みんな俺を見上げてる、俺は誰も見上げたことない。お前らの出版権はあいつらに持っていかれてる——そっちに吠えてみろ」といった内容で、契約面での弱さを指摘するラインも含まれていた。

→ Dame Dash へ

“Another one fumbled his, wonder how I get the blame?/Ni**as’ teeth is tumblin’ out their mouth and somehow I’m the one who done it, there’s a murder mystery, gang,” Hov spit.
かつてのビジネスパートナーへも言及。「また自分でしくじっておいて、なぜか俺のせいにされる。歯がボロボロ落ちてるのに俺が犯人扱い——まるでミステリーだ」と暗にDameの現状を揶揄した。

→ Nicki Minaj へ

“That lady back on the stuff, she sound like she in love with him/Her Ken can’t even p— take they kids, enough of them.”
「あの女はまたやってる、まるで彼に恋してるみたいなサウンドだ。彼女のKenは子供さえ連れて行けない」という、Nickiとその夫Kenneth Pettyを示唆するラインを披露。

→ Ye へ

“You ever heard of a wunderkind?/My children is some of them, have you nias no shame?” Jigga rapped. Y’all tryin’ to get under skin/I really get under skin, ask Un how I’m playin’/Y’all thugs with y’all thumbs again/Everybody think they’re the ones insane/You’re no maniac, watch how sane he act in my presence, nias shrink.”
昨年Yeが自分の子供たちをディスしたことへの返答とみられる。「神童ってものを知ってるか?俺の子供たちがそれだ。恥というものを知れ」とラップし、「俺の前に立てば正気に戻る」と威圧した。

Roots Picnicという大舞台でのサプライズフリースタイルで、Hovはヒップホップシーンにおける自身の地位を改めて世界に示した形だ。