Pusha T

人気プロデューサーのMustardが、食品大手Heinzとコラボレーションし、自身の名を冠した調味料をリリースしました。その名も「チポトレ・ハニーマスタード」。彼は“Chief Mustard Officer(最高マスタード責任者)”の肩書きを与えられています。

この限定版のチポトレ・ハニーマスタードは、Amazon、Target、Walmartでのみ販売されており、在庫限りで終了となります。

このコラボ発表に合わせて制作されたCMでは、Kendrick LamarとLefty Gunplayによる楽曲「TV Off」が使用されており、その中でKendrickが叫ぶ「MUSTAAAAARD!」のフレーズが、昨年11月のリリース時にバイラルとなったことも話題です。

両者の提携は2024年2月に発表され、Heinzにとっては約10年ぶりとなる新しいマスタード製品となります。Mustardはこの製品のレシピ開発にも関わっています。

Mustard本人はこのコラボについて以下のようにコメントしています。「このコラボが実現したのは本当に特別なことで、何十年も前からの夢だった。俺のことをビートや音楽で知っていてくれてるけど、実は料理やバーベキューも大好きなんだ。時間があれば必ずグリルの前に立ってる。子どもの頃からHeinzを使ってきたので、いつか一緒に何かやりたいと思っていたんだ。」

また、Kraft Heinzの北米CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)であるTodd Kaplan(トッド・カプラン)も次のように語っています:「HEINZと同じように、Mustardも何かを創り出すときには全力を注ぐ人物です。彼は長年このブランドのファンでしたから、彼とHEINZの出会いは時間の問題でした。彼とのコラボレーションは多方面にわたって実現し、私たちのファンが必ず気に入ってくれる“ソースのリミックス”を生み出すことができました。Mustardは音楽に注ぐ情熱とエネルギーをこのプロジェクトにも注いでくれており、これからの展開にも大いに期待しています。」

GloRillaは、ジョージア州で2件の重罪薬物容疑で逮捕されましたが彼女は2万2,000ドル(約340万円)の保釈金を支払い、すぐに釈放されました。
そして、Travis Scottのような他のアーティストと同様に、彼女も今回の逮捕をビジネスチャンスとして活用しようとしています。Travis Scottは、昨年マイアミでの逮捕(酔っ払って騒ぎ、立ち入り禁止区域に侵入)後、同様に自身のマグショット(逮捕写真)入りグッズを販売して話題になりました。

メンフィス出身であるGloRillaは、法律で分類・規制されている薬物の所持と1オンス(約28g)を超えるマリファナの所持という2つの重罪容疑で逮捕されました。
警察は彼女が不在の間に自宅が強盗に遭ったことを受けて現場に駆けつけ、彼女のクローゼット内から薬物を発見しました。

これに対し、GloRillaは怒り心頭。Xで警察の対応を非難しました。「おかしいでしょ!!WNBAのオールスターゲームでインディアナポリスにいる間に、土曜日に家が強盗に入られた。なのに警察は犯人探しじゃなくて、カンナビスの方ばかり気にしてる。

1. 私は現場で逮捕されたわけじゃない
2. 私の家が強盗に遭った
3. 私はその場にいなかった
つまり、私の家が強盗に入られて、なぜか私だけが逮捕されるってどういうこと!?それが真相。」

彼女の弁護士も激怒し、こうコメントしています。「Gloria Woods (GloRilla)の逮捕は、いかに法執行機関の優先順位が歪んでいるかを示す憂慮すべき出来事です。Woodsは当時、自宅におらず、空き家だと思い込んだ複数の侵入者たちが家を狙ったと見られます。彼らは、Woods以外の家族が家にいたとう言うことを知らずに押し入り増田。家族は暴力的に押し入られたことで大きなトラウマを受けました。侵入者たちは高価な宝石類を奪い、家に人がいることに気づくと逃走しました。」

GloRillaは、ジョージア州フォーサイス郡の拘置所に収監された後、2万2,000ドルの保釈金を支払いすぐに釈放されました。そのため、彼女はすでにライブ活動を再開していますし、自身の逮捕時のマグショットをプリントしたグッズをライブ会場で40ドルで販売しました。

NBA YoungBoyの待望のアルバム「Make America Slime Again」のリリースが、いよいよ今週に迫っているようだ。

これまで何らかの理由でリリースが遅れていたが、DJ Akademiksによって報告されたニューヨーク市内のビルボード広告の出現により、リリースが近いことが示唆されている。そのビルボードには、タイトルにちなみ緑色のスライムが上から垂れてくるビジュアルが使われており、カバーアートでNBA YoungBoyが着用している明るい緑のフェイスマスクを思わせるデザインとなっている。

ビルボードにリリース日は記載されていないが、現時点では7月25日にリリースされる予定と見られている。

https://www.instagram.com/p/DMa8zlsucT4/?utm_source=ig_web_copy_link

本来のリリース予定日だった7月4日には、ファンへの”お詫び”として10曲入りのケアパッケージ(EP)をリリース。そして7月19日には、新たに「So Not Sorry / Out The Window」という2曲入りのパックも公開された。

さらに話題となっているのが、女性ラッパーMellow Rackzとのコラボ曲「Guys Just Wanna Have Fun」のリリース。このタイトルは、Cyndi Lauperの名曲「Girls Just Wanna Have Fun」をもじったもので、Mellow RackzがKodak Blackの元交際相手であることを踏まえると、Kodakへの挑発と受け取られてもおかしくない内容だ。

Kodakはこのコラボ曲が公開された2日後に、NBA YoungBoyがリリースした楽曲について「クソだ」とSNSでコメントし、新たなビーフの火種となっている。

なお、「Guys Just Wanna Have Fun」はおそらく正式なアルバムには収録されず、Kodakへの当てつけとして単発でリリースされた可能性が高い。

肝心のアルバム「Make America Slime Again」については、全30曲収録予定。フィーチャリングアーティストはまだ明らかにされていないが、NBA YoungBoyの過去作から考えると、サプライズがあるかもしれない。

さらに、NBA YoungBoyは9月から全米ツアーも予定しており、11月中旬まで続く見込み。これは彼にとって約5年ぶりのツアーとなり、ファンにとっても大きなイベントになりそうだ。

イギリスのバーミンガムでの最新ツアー公演中、Drakeは満員の観客に向けて「いまアルバム『Iceman』に取り組んでる。話すことが山ほどあるんだ。」と語った。

Drakeは、この待望のプロジェクトからリードシングルをリリースした。これはKendrick Lamarとのビーフが始まって以降、Drakeにとって初のソロ作品となる。

シングル「What Did I Miss」は、彼の商業的な影響力が健在であることを証明する形となり、Billboard Hot 100で2位に初登場した。

リリースの成功を祝う中、Drakeは「1位にはサプレッサー(抑制装置)をかけてある。すぐに俺が取るよ。どの曲になるかは分からないし、(チャートの)ルールが変わっても俺が1位になる。」

2025年7月14日、アルバム「J2」のリリース翌日に、Pixel GripはSNSでTravis Scottに対して、2021年の自身の楽曲「Pursuit」の一部を新曲「Kick Out」で無断使用したと非難しました。

「Travis Scott は新曲『Kick Out』で『Pursuit』を(許可なく)サンプリングしています」と投稿。「有名で影響力のあるアーティストの中に、私たちの存在を知っていて、実際に私たちの音楽を好きなのに、一切手を差し伸べてくれない人がいるのかと、考えずにはいられません。」

さらに続けて、「50年前のヴィンテージショップで見つけた99セント(約140円)の無名レコードなら、サンプリングをクリアしないのも理解できます。でも私たちは今も活動していて、必死に地道な努力でキャリアを築こうとしているんです……彼が私たちの名前を挙げてくれたり、プレイリストに入れてくれたり、Instagramのストーリーに載せてくれるだけでも、私たちにとっては大きなチャンスだったのに」と投稿しました。

Travis Scott側の対応は?
Pixel GripはCBS News Chicagoに対し、楽曲リリース後、共同プロデューサーのSean Mombergerから連絡があり、「レーベル側が対応する予定」との伝言があったと語っています。

2曲はどれほど似ているのか?
Pixel Gripの「Pursuit」(2021年リリース)は、ダークなシンセと跳ねるようなハウスビートが特徴です。Travis ScottとJackboysの「Kick Out」では、「Pursuit」で使用されたシンセパターンが、テンポを落としピッチを下げた形で使用されているように聞こえます。