Hit-Boyは「Control」でのKendrick Lamarのヴァースの様に、Hip-Hopプロデューサーをディスる。プロデューサーとしてライバルであるHip-Hopプロデューサー相手を名指しで攻撃しています。
Rory & Malのポッドキャストの共同ホストであるRory FarrellがInstagramで公開したビデオでは、スタジオで流れている新曲の中で、Metro Boomin、Southside、Mustard、Hitmakaのヒットメーカープロデューサー達に照準を合わせてラップしているのが聞こえてきます。
『残念ながら、俺はビーフを沈めるのではなく、煽るタイプの人間(笑)。二人(Hit-BoyとHitmaka)とも友達だけど、Hitmakaについても言っているぞ。』とRory Farrellはキャプションに書いています。
Hit-Boyは、Nasとのコラボレーション「King’s Disease 3」などで2022年のHipHopDXのプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。しかし、Trapの巨頭Metro BoominとSouthsideを、その一面的といわれるサウンドで非難している。
『俺はいつも比較されるプロデューサーがいる、この曲では、俺は言いたいことを言う。俺は彼らのことをよく知らない。クールな奴らに見える。でも、Metro BoominのBoom Bapスタイルは聞いたことがない。Southsideのビートで808が入ってないのは聴いたことがない。酔っ払いモードのHB(Hit-Boy)はあらゆる車線(ビート)を乗りこなす。』とソウルフルでピアノが効いたビートに乗せてラップしている。
更に、攻撃は同じカリフォルニア出身のDJ Mustardに狙いを定め、『俺はMustardとは絡みがある。彼は目をつぶっていてもイケてるビートを作る。でも彼がSoulミュージックをチョップしてサンプリングしたことはできるだろうか?』とライムしている。
しかし、最も強烈な攻撃はHitmaka(Yung Berg)に対してだった。Hitmakaは今週初め、ラジオでより多くかかる曲を持っていることからHit-Boyよりも優れたプロデューサーであると主張していることに対するものだと思われる。
HitmakaはHot 97のインタビューで、Ebro Dardenが2人の名前の類似性を指摘した後、『でも、俺はラジオでかかる曲をたくさん持っている。Hit-Boyの曲はラジオでかからない。』と言っている。
Hit-BoyのHitmakaへのディスは『Yung Bergがラジオで話したのを見たけど、、Trick Trick(悪名高いデトロイトのラッパー)のように彼の名前からHitを奪ってやろうか?俺はわかっちゃったよ。お前は共同プロデューサーなしでどうやってやっていくんだ?』とはラップした。