Dua LipaとDaBabyは、2020年のシングル 「Levitating」で2人のソングライターの著作権を侵害したと訴えられている。Dua Lipaは、フロリダのレゲエバンドが盗作の疑いで歌手を訴えてから1週間も経たないうちに、彼女の曲「Levitating」をめぐる2度目の著作権訴訟に直面しているとBillboardが報じている。

ソングライターのL. Russell BrownとSandy Linzerは、著作権侵害の訴訟を起こした。訴状では、Dua Lipaが自分たちの1979年の曲「Wiggle and Giggle All Night」と1980年の曲「Don Diablo」をコピーしていると訴え、「Levitating」のイントロのメロディーは自分たちの曲のメロディーをコピーしていると主張している。

『被告は原告の知的財産の権利を侵した。』と、L. Russell BrownとSandy Linzerの弁護士は皮肉たっぷりに訴状に書いている。『原告は、被告が故意の侵害から逃れられないように、訴訟を起こします。』と続けている。

彼らの訴えは、「Levitating」のイントロの特徴的なメロディが彼らの曲の同様の部分をコピーしたと主張し、「Levitating」のその部分がTikTokで人気を博したことを成功の鍵として挙げています。更に、特徴的なメロディーはバズを起こしているビデオの50％以上を構成しているとも主張。

訴訟では、Dua Lipa、彼女のレーベルであるWarner Music Group、そしてこの曲のリミックスに参加したラッパーのDaBaby、その他作曲・制作関係者の名前も挙げられている。

また、Dua Lipaが2020年のアルバム「Future Nostalgia」に、レトロなサウンドを与えるために、意図的に古い時代を模倣し、古い曲からインスピレーションを得たと認めているとされるプレスインタビューも紹介された。

先週、リパはフロリダのバンドArtikal Sound Systemから訴えられ、Levitatingは彼らの2017年の楽曲Live Your Lifeと非常に似ており、「Levitating」がオリジナルとして創作されたとはとても思えないと主張された。