September 7, 2022

Drakeは、新アルバム 「$ome $exy $ongs 4 U」のリリース直後に、アルバムに収録されなかった楽曲をサプライズ公開した。この曲には、Drakeが「GOAT(Greatest Of All Time: 史上最高)」と称するアーティストが参加しているという。

Drakeは、自身の裏アカウント@plottttwisttttttのInstagramストーリーでこの楽曲をシェア。サンプリングのクリアランスの問題でアルバムに収録できなかったことを明かした。

ただし、Drakeは具体的に誰を指しているのかは明かしていない。しかし、実際に曲を披露しているのはニューオーリンズ出身のバウンス・アーティストOnlyHeavenであり、ソロ楽曲となっている。

OnlyHeaven本人もInstagramでこの楽曲について触れ、DrakeとPARTYNEXTDOORのコラボアルバムのデラックス版に収録される可能性を示唆した。
「彼は次に向けて最高のものを取っておいてる。$$$。Drakeのデラックスアルバム?」 とコメントしている。

DrakeがPARTYNEXTDOORと共にリリースした新アルバム「$ome $exy $ongs 4 U」に対し、長年のライバルであるKanye Westと親しい友人でありコラボレーターのYoung Thugからリアクションが届いた。

最近までDrakeを「宿敵」と呼んでいたKanye WestはXで、このアルバムのファンであること、そして特に気に入った楽曲があることを明かした。

「”Gimme a Hug” はすごい。シーーーシュ。」とYeは投稿し、さらにChart Dataの「この曲がApple Musicの米国チャートで1位を獲得した」という投稿をリツイートした。

また、Young Thugも『$ome $exy $ongs 4 U』の好調なスタートを祝福し、SNSで「アイツはまた1位に返り咲いた」と投稿した。

アルバムは賛否両論もストリーミングで大成功
2月14日にリリースされた本作は、長時間の構成やDrakeとPARTYNEXTDOORの相性に関する批評もあるが、ストリーミングでは圧倒的な人気を博している。

Spotifyでは初日に5,660万回再生され、今年最大のデビュー記録を持つThe Weekndの「Hurry Up Tomorrow」に次ぐ2位を記録。

Apple MusicではR&Bアルバムとして史上最多の1日あたりストリーミング数を達成。

さらに「$ome $exy $ongs 4 U」の成功により、Drakeは一時的にKendrick Lamarを超え、今年のSpotifyで最も1日あたりの再生数を記録したラッパーとなった(9,240万回再生)。

Pusha TとPharrellは再びタッグを組み、新曲「Mike Tyson Blow to the Face」を発表しました。

この曲は、Pharrellが新しく手がけたショートフィルム「All Day I Dream About Sport」に登場し、Pusha TはPharrellプロデュースのビートでリリカルなライミングを披露しています。

「All Day I Dream About Sport」は、PharrellとGabriel Mosesが共同監督した20分の映画で、西アフリカ文化をテーマにしており、今春に発売予定のハードカバーの本とともにリリースされる予定です。

映画の説明にはこう書かれています。「人類学的な洞察と感情的な人生探求を組み合わせた、ゆるやかなビジュアルナラティブ。SkeptaやTravis Scottのようなアーティストのミュージックビデオを手がけたMosesの自由な映画制作アプローチを展開しています。」

さらに続けて、「受賞歴のあるプロダクション会社DIVISIONとAdidasのサポートを得て、MosesとPharrellはダカール(セネガルの首都)の本質と『日常の中のスポーツ』を捉える映画を制作しました。」と説明されています。

「Mike Tyson Blow to the Face」は、映画のカウボーイテーマの中心的なシーンで流れ、Pharrellがプロデュースした3曲のオリジナルソングのうちの1曲です。

サウンドトラックはまだストリーミングでは公開されていませんが、「Mike Tyson Blow to the Face」の長めのスニペットは以下で聴くことができます。

Pusha TとPharrellは今年、さらに音楽をリリース予定で、PharrellはClipseの15年ぶりのアルバム「Let God Sort ‘Em Out」にも関わっており、プロデューサーとして参加しています。

Playboi Cartiの新しいアルバムがついにリリースに近づいているかもしれないという兆しが、アメリカ全土で現れた新しいビルボードによって示されています。Playboi Cartiの待望のアルバム「I Am Music」の広告看板がロサンゼルスとマイアミに設置されました。

当初Billboard誌は、このアルバムが2024年末までにリリース予定であると報じ、特に2024年12月のRolling Loud MiamiでCartiが新曲を多数初公開した後、その兆しが見えていました。しかし、アルバムは2024年にはリリースされrず、確定したリリース日も発表されていませでした。

ですが、ついに広告には「Music Is Coming」と書かれております。Spotifyのロゴが表示されていますが、詳細な情報はありません。

Playboi Cartiは2020年の「Whole Lotta Red」の後続アルバムをずっと予告してきました。8月、彼はドイツのSplash! Festivalでパフォーマンス中に、3枚目のアルバムが進行中であることをファンに再確認させました。

「アルバムは絶対に出るから、今夜ここに来て新しい曲を披露するのがふさわしい」とマイクに向かって叫び、新曲を披露しました。

その後、Billboardのカバー記事で、プロデューサーCardo(Drakeの「God’s Plan」、Travis Scottの「Goosebumps」、Kendrick Lamarの「Euphoria」などを手掛けた)が、彼とPlayboi Cartiがこのプロジェクトで新たなサブジャンルを生み出したと示唆しました。

「Cartiのスタイルは常に進化していて、二人はすでにその音を『burnt music』と名付けている」と記事に書かれています。

Ty Dolla $ignが、Kanye Westによる反ユダヤ主義や体型批判、性的暴行を擁護する発言など、一連の問題発言を受けてコメントしました。

Ty Dolla $ignはこれまで、Kanyeが物議を醸す人物であるにもかかわらず、彼と共演することに問題はなかったと語っていました。「Yeはこの世代で俺以外の最高のアーティストだし、他の人が何を言おうと気にしない。俺はあいつを知ってるし、彼は俺がこれまで会った中でも最高の人物の一人だ。」とBillboardにも語っていたくらい肯定的な立場でした。

Ty Dolla $ignは自身のInstagramストーリーでヘイトスピーチを否定する姿勢を示しましたが、直接的にKanye Westを非難したり、彼の発言に反対することはしませんでした。

「俺は誰に対してもいかなる形の差別発言も容認しない」と、全ての肌の色を象徴する拳の絵文字を添えて投稿しました。

Ty Dolla $ignの声明は、ShopifyがKanyeのウェブサイトを閉鎖した数時間後に発表されました。Spotifyがサイトを閉鎖した理由はKanyeがスワスティカ (鉤十字)のプリントされたTシャツを販売していたためです。

6月、Ty Dolla $ignは、Kanyeが物議を醸す人物であるにもかかわらず、彼と共演することに問題はなかったと語っています。

「Yeはこの世代で俺以外の最高のアーティストだし、他の人が何を言おうと気にしない」と彼はBillboardに語りました。「俺はあいつを知ってるし、彼は俺がこれまで会った中でも最高の人物の一人だ。」

さらに、Yeを巡る論争がアルバムの成功に影響を及ぼすことについて懸念したことはないとも付け加えました。