Kanye Westの新しいアルバム「Bully」への期待が、最近オンラインに流出した新しい素材によってさらに高まっています。
週末にソーシャルメディアに登場した短いビデオでは、Kanye Westがスイスで、これまでに発表していない曲をプレイしている様子が映されています。
その曲は、Kanyeの初期のキャリアに見られるスピードアップされたソウル・サンプリングサウンドや、よりマキシマリスト的なゴスペル要素を融合させたもののようです。また、Kanyeはビートに合わせて歌っているのも聞こえます。
しかし、シカゴ出身のカニエは、誰かが自分の曲を録音していることに不満を抱き、最終的には振り返ってカメラをすぐに止めるようジェスチャーをしました。
「Bully」についてはまだ多くは明らかにされていませんが、Kanyeは昨年10月にアルバムのカバーアートを公開しました。
そのアートワークは、息子Saintが昨年Kanyeが購入したのと似た歯に牙のグリルをつけているモノクロの写真で、報じられるところによると、カニエは85万ドル(約1億3,000万円)を使って歯をチタンでリモデルしたと言われています。
また、このクローズアップ画像は、黒と白のストリート写真で知られる日本のベテラン写真家・森山大道によって撮影されたことも明らかにされました。
G.O.O.D.ミュージックの創設者であるKanyeは、アルバムでの全て(もしくはほとんど)のビートを担当しているとされ、これは彼が2004年のデビュー作「The College Dropout」以来、アルバム全体のプロデュースを手がける初めての試みとなります。