m-al

T.I.は、どうやらラップキャリアに終止符を打つつもりのようだ。次にリリースするアルバムが最後になることを明かした。

最近、T.I.はPharrellプロデュースによる楽曲「LET ’EM KNOW」を発表した。これは、2021年に初めて発表された次回作『Kill The King』からのリードシングルとなっている。Entertainment Tonightの取材に応じたアトランタ出身のT.I.は、この作品のリリースをもって“王冠を脱ぐ”と改めて語った。

「ありがたいことだよ。Pharrellがプロデュースした『LET ’EM KNOW』は、俺の最後のアルバムからの最初のシングルなんだ。これで終わりだ。みんな分かってくれればいい」とT.I.は語った。

「前から言ってきたけど、もうその時が来たんだ。」

実際、T.I.はこれまでも音楽制作以外への野心を作品の中で示唆してきた。直近のリリースは、2020年に発表された11枚目のスタジオ・アルバム『The L.I.B.R.A.』である。2024年10月には、ライブパフォーマンスからの引退を発表し、アトランタで開催された96.1 The Beat主催のホリデーコンサート「Jingle Ball」がラッパーとしての最後のステージとなった。

当時、彼は同ラジオ局に対し次のように語っている。

「俺にとって最後の仕事を用意してくれて感謝してる。もう金は必要ないし、これ以上パフォーマンスはしない。もうやりたくないんだ。人を楽しませるために跳ね回って汗をかく対価として金をもらいたくない。」

T.I.の副業の中でも特に注目されているのが、スタンドアップ・コメディへの挑戦だ。彼のデビュー・コメディ・スペシャル『Cheaper Than Therapy』は、2025年12月に自身のサイト「Tip Ain’t Funny」を通じて公開された。引退と復帰を繰り返してきた彼だが、自信に満ちたアトランタ出身のT.I.は、まだ世界や家庭に向けて発信できることが多くあると考えている。

「神様が授けてくれた才能はたくさんあると思う。それらにもっと時間とエネルギーを注ぎたいし、家族や孫たちと過ごす時間も増やしたい」とT.I.はETに語っている。

T.I.と妻のTameka “Tiny” Harrisの間には、合わせて7人の子どもがいる。そのうち3人(King、Major、Heiress)は夫婦の間に生まれた子どもだ。また、T.I.の長女Zonnique、そして息子のKingを通じて、すでに孫もいる。

現時点では、『Kill The King』のリリース日はまだ発表されていない。

マルチプラチナを獲得しているラッパーのWaleが、Leon Thomasをフィーチャーした「Watching Us」の公式ミュージックビデオを公開した。この楽曲は2025年11月にDef Jam Recordingsからリリースされ、Waleの8枚目のスタジオ・アルバム『everything is a lot』収録曲の中でも、ファンや批評家から高い評価を受ける一曲としてすぐに注目を集めた。

Goapeleの名曲「Closer」をノスタルジックにサンプリングしたこの楽曲は、Waleの内省的なストーリーテリングと、Leon Thomasの滑らかでソウルフルな歌声が見事に融合している。ロマンティックなトーンが楽曲に親密な雰囲気を与え、多くのリスナーの共感を呼んでいる。

Hidjiが監督を務めたシネマティックな映像では、自宅での静かな恋人同士の親密な時間と、ナイトライフのまばゆい光や絶え間ない動きとの対比が描かれている。この映像表現は、公の目にさらされながらも、個人的な関係を守ろうとする緊張感を強調している。

第68回グラミー賞で2部門を受賞したばかりのLeon Thomasと、ヒップホップ界で最も思慮深い存在の一人としてその評価を確立し続けるWale。本作のミュージックビデオは、両者にとっての祝福的な瞬間であり、彼らのクリエイティブな相性の良さを感じさせる作品となっている。

Finesse2Tymesは、Young ThugとGunnaの関係に異議を唱えると同時に、Offset に対しては殴り合いも辞さない姿勢を、オンライン上に投稿した2本の動画で示した。

現在ネット上で拡散されているこれらの動画の中で、Finesse2TymesはYoung ThugとOffsetの両名を名指しで批判。特に、当局に協力した人物(いわゆる “snitch”)を非難しながら、実際にはそうした人物と付き合っているラッパーたちの偽善について不満をぶちまけた。

「Young Thugたちは、Gunnaが警察(=情報提供者)だって分かっていながら、まだ一緒に行動してた。スニッチについて文句ばかり言ってるくせに、実際にはその隣にいるお前らにうんざりだ」と彼は語る。

さらにこう続けた。

「お前らの言動には本当に混乱させられる。ストリートの人間だ、ギャングだって言いながら、すぐに誰かを“警察だ”って呼ぶくせに、実際には警察の隣に座ってる。お前の仲間がずっと警察だったのに、それを分かってたんだろ?」

別の動画では、Finesse2TymesがOffsetに言及し、Migosのラッパーである彼と殴り合いたいと発言している。

「俺はずっとアトランタにいる。Offsetだろうが、Onsetだろうが、Out the Setだろうが、誰でもぶっ飛ばしてやる」と彼は言い放つ。

「何言ってんだよ。あと、俺と試合を組もうとするのはやめろ。俺は Triple Hじゃねえし、The Rockみたいなプロレスの仕込み試合をやる気はない。Stone Cold Steve Austinでもない。俺は金のためじゃなく、リスペクトのために戦うんだ。」

昨年、Clipse、Mobb Deep、De La Soul が華々しい復帰を果たしたが、次にカムバックを狙うベテラン・ラッパーは T.I. だ。

ここ数年はコメディ活動や「expediTIously」ポッドキャストに注力しつつ、いくつかの法的問題とも向き合ってきたT.I.。そんな彼が週末に「T.I. is back(T.I.が戻ってきた)」と宣言した。

その復帰キャンペーンの幕開けとしてリリースされたのが、新シングル 「Let Em Know」。プロデュースを手がけたのは、長年のコラボレーターであり、Clipse のグラミー・ノミネート作『Let God Sort Em Out』での仕事により“プロデューサー・オブ・ザ・イヤー候補”にも挙げられているPharrell Williamsだ。

Pharrell Williamsによる、跳ねるようでスピーカーを揺らすビートを背に、T.I. は自信満々のアンセムを披露する。Pharrellはこれまでにも「Blurred Lines」「I’m Serious」「Get Back Up」などのT.I.のヒット曲や、2014年作『Paperwork』の大部分を手がけてきた。

「奴らはみんな2位争いしてるだけ、俺が1位だからな。今でも“ワン”で遊ばせてやってる。俺たちが知ってるのは成功だけ、金持ちのセックスを教えてやる。彼女を取り戻せると思うなよ、俺が手放すまで永遠に俺のものだ。」と、T.I. はラップしている。

この復活ムードに拍車をかけるように、T.I. はドレッドヘアを切り、2000年代全盛期にトレードマークだったローフェードのクリーンな髪型に戻した。

本楽曲は、T.I. の長年待たれていたニューアルバム『Kill the King』からの最初の先行曲。同作は彼にとって最後のフルアルバムとなり、2020年の『The L.I.B.R.A.』以来の作品となる。

A$AP Rockyは、新アルバム『Don’t Be Dumb』の中でDrakeとの確執をさらにエスカレートさせ、新たなジャブを放った。

「Stole Ya Flow」という楽曲で、A$AP Rockyは、かつてDrakeと浮名を流したと噂されていたRihanna(現在はRockyのパートナー)との関係を引き合いに出しながら、Drakeが自分のスタイルを真似していると非難している。

「まず俺のフロウを盗んだ/だから俺はお前の女を奪った」と彼は強烈なトラックの中で吐き捨てるようにラップし、さらにDrakeにまつわる整形疑惑をほのめかす一節も続く。

「BBL(豊胸・豊尻手術)を受けてる奴らもいるが、ラッキーなことに俺たちはボディシェイミングまではしない。」

『Don’t Be Dumb』のリリース直前、A$AP Rockyはニューヨーク・タイムズのPopcastのインタビューに出演し、「Stole Ya Flow」がかつて「Fuckin’ Problems」で共演したDrakeに向けられたものであることを、ほぼ認めた。

「誰のことを言ってるかは、みんな分かってると思う」と彼は語る。共同司会のJoe Coscarelli(ジョー・コスカレリ)が「ネット上では、この曲の標的はDrakeだと特定されるだろう」と指摘すると、Rockyは「そうだね」と答えた。

ただし、「Stole Ya Flow」が明確なドレイクへのディス曲なのかと問われると、Rockyはより曖昧な返答をしている。

「自分のことだと思うやつのための曲だよ。」

さらにロRockyは、ドレイクとの問題についても率直に語った。

「友達として始まった関係が、いつの間にか敵になるのを見てきた。俺の成功を素直に喜べない人たちがいて、ディスを飛ばし始めた。それが誤解の原因だったと思う。別に大きな確執があるわけじゃない。」

和解の可能性についても、彼は否定的だった。

「解決する必要すらない。何のために?」

これらの発言は、以下の動画の36分37秒付近で語られている。

2人の関係が悪化したのは2023年後半。Drakeがアルバム『For All the Dogs』の中で、A$AP RockyとRihannaをディスしたと受け取られるリリックを披露したことがきっかけだった。

「なんで俺がまだお前に未練があるみたいに聞こえるんだ?/ありえない/女に振り回されることはない/俺よりあいつの方がいいならそれでいい/それが俺じゃないならな」と、彼は「Fear of Heights」でラップしている。

さらにDrakeは、Rihannaのアルバム『Anti』を連想させるラインも放った。

「俺はアンチだ、アンチだ/お前とのセックスは普通だった/もううんざりなんだ/お前の父親の姉みたいな存在さ/家族写真にいる“おばさん”みたいなもんだ/正直言って、お前よりもっとヤバい女たちと一緒にいた/あいつはまだお前と一緒だが、離れられないんだろ/旅行に行くとしても、きっとアンティグアだろ?」

これを受けて、RockyとDrakeの間では、「Family Matters」、FutureとMetro Boominの「Show of Hands」、Kid Cudiの「Wow」などを通じて、リリックでの応酬が続くこととなった。