NBA YoungBoyの待望のアルバム「Make America Slime Again」のリリースが、いよいよ今週に迫っているようだ。
これまで何らかの理由でリリースが遅れていたが、DJ Akademiksによって報告されたニューヨーク市内のビルボード広告の出現により、リリースが近いことが示唆されている。そのビルボードには、タイトルにちなみ緑色のスライムが上から垂れてくるビジュアルが使われており、カバーアートでNBA YoungBoyが着用している明るい緑のフェイスマスクを思わせるデザインとなっている。
ビルボードにリリース日は記載されていないが、現時点では7月25日にリリースされる予定と見られている。
本来のリリース予定日だった7月4日には、ファンへの”お詫び”として10曲入りのケアパッケージ(EP)をリリース。そして7月19日には、新たに「So Not Sorry / Out The Window」という2曲入りのパックも公開された。
さらに話題となっているのが、女性ラッパーMellow Rackzとのコラボ曲「Guys Just Wanna Have Fun」のリリース。このタイトルは、Cyndi Lauperの名曲「Girls Just Wanna Have Fun」をもじったもので、Mellow RackzがKodak Blackの元交際相手であることを踏まえると、Kodakへの挑発と受け取られてもおかしくない内容だ。
Kodakはこのコラボ曲が公開された2日後に、NBA YoungBoyがリリースした楽曲について「クソだ」とSNSでコメントし、新たなビーフの火種となっている。
なお、「Guys Just Wanna Have Fun」はおそらく正式なアルバムには収録されず、Kodakへの当てつけとして単発でリリースされた可能性が高い。
肝心のアルバム「Make America Slime Again」については、全30曲収録予定。フィーチャリングアーティストはまだ明らかにされていないが、NBA YoungBoyの過去作から考えると、サプライズがあるかもしれない。
さらに、NBA YoungBoyは9月から全米ツアーも予定しており、11月中旬まで続く見込み。これは彼にとって約5年ぶりのツアーとなり、ファンにとっても大きなイベントになりそうだ。