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JAY-Zが所有するレーベルとマネージメント業務の機能を持ったRoc Nation。Roc Nationは音楽ビジネスを拡大するため、画期的なパートナーシップを結びました。韓国のテクノロジー企業Musicowと提携し、アメリカのファンが音楽著作権への投資を行えるサービスを提供します。

Billboardによると、この提携は「アメリカ初のMusic Equity Service Provider(音楽株式サービスプロバイダー)」と位置づけられています。

ファンは、この新しいサービスを通じて音楽著作権に投資し、自分の好きなアーティストの楽曲から収益を得ることが可能になります。また、権利所有者は著作権の共有を取引でき、クリエイターは楽曲の持分を部分的に販売することもできます。

Roc Nationの副会長であるJay Brownは声明で次のように述べています。
「音楽業界は、ファンとクリエイターが共に収益を得られる共有型エコシステムへと進化しています。私たちの使命は、アーティストをサポートし、より良い音楽エコシステムを構築するためのツールやサービスを提供することだけでなく、音楽業界がもたらす財務的な機会を誰もが活用できるようにすることです。」

MusicowのCEO、Woo Rheeも次のようにコメントしています。
「この提携は、革新を推進し、業界の未来を再定義する素晴らしい機会です。一緒に、変革をもたらし、無限の可能性を切り拓くためのビジョン、専門知識、そして熱意を持っていると確信しています。」

Musicowのサービスはまだ開始されていませんが、2025年第1四半期中の公式ローンチが予定されています。早期登録ユーザーは、Musicowのウォレットに無料で10ドルが提供され、競争が激化する前にロイヤリティ収益を得る準備を整えることができます。

Pharrellが、Don ToliverとBTSのj-hopeとの新たなコラボ楽曲をプロデュースし、Louis Vuittonの2025年秋冬メンズコレクションショーでランウェイを歩きながらその楽曲を初披露しました。

こパリで開催されたショーにて、Louis VuittonのメンズウェアクリエイティブディレクターであるPharrellと、彼の長年のコラボレーターであるNigoが、新曲「LV Bag」とともにショーの締めくくりを飾りました。

観客席には、Don Toliverとj-hopeのほか、Clipse、Travis Scott、Future、Shaboozey、Skeptaなど、多くの著名人が集まりました。

現時点では、この曲がどのプロジェクトに収録されるかは明らかになっていません。

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Chris Brownが、Warner Brosやその他の関係者を相手取り、ドキュメンタリー「Chris Brown: A History of Violence」で彼に対するレイプの主張が取り上げられたことに関して、5億ドル(約778億円)の名誉毀損訴訟を起こしました。

2024年10月に初公開されたドキュメンタリー「Chris Brown: A History of Violence」には、匿名の女性が2020年にDiddyのボート上でChris Brownからレイプ被害を受けたと証言する内容が含まれています。

この主張は以前、2,000万ドル(約31億円)の訴訟として提起されましたが、話しが捏造されたものであることが証拠として明らかになった後、訴訟は却下されました(再提訴可能な形での却下)。

今回の訴訟で、Chris BrownはWarner Borsおよび制作会社Ample Entertainmentを、「いいねやクリック、ダウンロード数など、利益を追求するあまり、虚偽の情報を宣伝し、公開した」と非難しています。

また、Chris Brownは「制作側がドキュメンタリーが嘘と欺瞞に満ちていることを知りながら公開した」とも主張しています。

訴状では次のように述べられています:
「今回のケースは、メディアが真実よりも利益を優先したことに関するものです。彼らは、自分たちの情報が虚偽であり、語り手である『ジェーン・ドウ』が何度も信用を失ったばかりでなく、実際には親密なパートナーへの暴力を加えた加害者であるという証拠を提供されていたにもかかわらず、虚偽のストーリーを押し通しました。

『Chris Brownは性犯罪で有罪となったことは一度もありません […] しかし、このドキュメンタリーでは、彼が連続的なレイプ犯であり性的虐待者であるとあらゆる形で述べられています』」

Chris Brownは5億ドルの損害賠償を求めています。Warner BrosとAmple Entertainmentはこの訴訟に対してまだコメントを出していません。

Chris Brownは性犯罪で有罪判決を受けたことは一度もありませんが、2009年に当時の恋人Rihannaに暴行したほか、DrakeやFrank Oceanとの喧嘩など、いくつかの暴力事件に関与してきました。

さらに、2017年には元恋人Karrueche Tranからも訴えられています。Chris Brownが彼女に対して嫌がらせをしたとして、5年間の接近禁止命令が下されています。

Sexyy RedとBruno Marsは、近いうちに「ストリップクラブのアンセム」を作ることになるかもしれません。

今週、Bruno MarsはLady Gagaとのコラボ「Die With A Smile」でBillboard Hot 100、Roséとのコラボ「APT」でBillboard Global 100の両方で1位を獲得しました。

InstagramでチャートをシェアしたBruno Marsは、特別な方法でお祝いしたいことを明かしました。

「ありがとう皆さん!」と書き、「今、スタジオに向かってるところだよ、ストリップクラブのアンセムを作って、今週末を正しく盛り上げようと思ってるんだ。誰か、Sexyy Redに連絡する方法を教えてくれ!!」

https://www.instagram.com/p/DFGgcCjzj66/?utm_source=ig_web_copy_link

すると、Sexyyはすぐに反応し、「Heyyyyyy Bruno! @BrunoMars」とコメントし、Xでも彼をタグ付けしました。

さらに、こうも付け加えました。「Brunoが本物のbthc(ビッチ)を探してるって聞いた、連絡待ってるよ @BrunoMars。」

Joey Bada$$は新曲「Sorry Not Sorry」で、西海岸ヒップホップへの挑発的な言葉を続けているようです。J. Coleとは違い、自分は一度口にした言葉を撤回しないことを強調しています。

Conductor WilliamsとMario Lucianoのプロデュースで、Joey Bada$$はルーツを大切にしつつ、自らがニューヨークのキングであることをラップしています。

曲の冒頭で、Joeyは「51 Hart Street, 193 Vernon Avenue, n-ggas with attitudes / Man, I’m bigging up my city, that’s something I had to do (51 Hart Street、193 Vernon Avenue、偉そうな態度を取ってるの奴ら(NWA) / 俺は自分の街を讃えてるんだ、それは当たり前のこと」とラップしており、これは西海岸へ対して牽制とも取れるリリックです。

また、彼はJ. Coleの最新プロジェクトに触れ、DreamvilleのリーダーがKendrick Lamarへのディスを削除した事実にも言及して、「Might delete later, I know damn sure that Joey won’t / Fuck it, I want all the smoke! (後で削除するかもしれないけど(J. Coleのリリック引用)、Joey Bada$$は絶対に削除しない / く全部受けて立つ!)」とラップしています。

そして年明けにJoey Bada$$がリリースした「The Ruler’s Back」でもWest Coastラップへの不満をリリックに込めています。ファンやメディアが西海岸のラップに過剰に注目していることに不満をラップしています。

「Too much West Coast dick lickin’ / I’m hearing n-ggas throwin’ rocks, really ain’t shit stickin’ / ‘Cause if we’re talking bar for bar, really it’s slim pickings / I rap like I draw pentagrams and kill chickens, n-gga / Fuck around with your soul like Ether, quick for a feature / This that black Air Force energy comin’ out your speaker. (西海岸のちやほやしすぎだ / 奴らが文句を言ってきているが、俺には全然効いてねぇ / ヴァースは本当に質の低いものばかりだ / 魔法陣を描いてニワトリを殺すようにラップする / お前の魂をEtherみたいに弄んでやる(かつてNasがJAY-ZをEtherと呼びディスした)、すでに準備はできている / これがスピーカーから出てる黒いエアフォースのエネルギーだ)」。