DJ Khaledが2019年に発表した楽曲「Higher」のミュージックビデオに登場したカスタムローライダーが、今週オークションに出品される。
出品されるのは、1959年式Chevrolet Impalaをベースにしたベビーブルーのローライダー。カリフォルニアで開催されるMecum Auctionsの「モントレー・セール」に出品され、事前予想落札額は17万5000ドルから22万5000ドル(約2600万円〜3300万円)、実際の落札額は6桁台後半にまで達すると見込まれている。
この車両は、「Higher」のミュージックビデオでNipsey HussleおよびJohn Legendとともに登場した一台。撮影が行われたのは、Nipsey Hussleが自身のアパレルブランドMarathon Clothingの店舗前で命を落とす2019年3月の、まさに直前だったとされる。この経緯もあって、単なる旧車という枠を超えた特別な意味を持つ一台となっている。
主なスペック
- 283立方インチV8エンジン
- Turbo Hydramatic 350トランスミッション
- パワーステアリング / パワーブレーキ
- アルミニウム製ラジエーター
- トランク搭載バッテリー駆動のカスタム油圧サスペンション
- Dayton製ワイヤーホイール / ホワイトウォールタイヤ
- トライトーンのブルーインテリア
- 「Public Enemy」LAカークラブのナンバープレート
最大の特徴は、車体を上下にリフト&バウンスさせるカスタム油圧サスペンションシステム。これはローライダー文化を象徴するギミックのひとつだ。
「Higher」は、Nipsey Hussleの死後にリリースされ、2020年のグラミー賞では最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス賞を受賞した楽曲でもある。DJ Khaledはこの曲をNipsey Hussleの死からわずか数週間後に発表し、収益をNipsey Hussleの子どもたちに寄付。ミュージックビデオそのものも、結果的に故人へのトリビュートとしての意味合いを帯びることとなった。
今回のオークションはLot F120として出品され、会場での対面入札に加え、リモートでの入札にも対応している。