Rob49

ファンの間では、Pusha Tが『Let God Sort Em Out』に収録される予定のClipseの新曲「So Be It」の中で、Kanye Westをディスっているのではないかと話題になっています。
この曲は今週、DJ HedがInstagram Liveで初公開し、SNSユーザーたちは早くもその歌詞の意味を分析し始めています。

Pushaは曲中でこうラップしています。「You cried in front of me, you died in front of me / Calabasas took ya b*tch and ya pride in front of me…..(お前は俺の目の前で泣いて、目の前で死んだ/カラバサスはお前の女と誇りを俺の目の前で奪った……)」

このリリックに対して、Xのユーザーは「なんでKanyeをこんな風にディスってるの?」と反応。別のユーザーは「Drakeをディスるのを一休みして、今度はKanyeを話題作りのためにディスってる。このおじいちゃんは、KanyeやDrakeのファンを釣らずに、自分の200人のファンに向けて普通にラップできないのか」と批判的なコメントを投稿しています。

このリリックは、Pusha Tが最近GQのインタビューで語ったKanye Westとの関係悪化についての発言とも重なります。
「俺たちは素晴らしい作品を作ったよ、マジで」とPushは語り始め、「彼は天才だ。そして彼の直感も、もっと上のレベルの天才的なものなんだ。だけど、それが俺と彼がうまくいかない理由なんだ。彼は、俺が彼に対して本物じゃないって見抜いてる。俺が彼のことを“男”だとは思ってないって、彼は分かってるんだ。」

さらに続けてこう語りました:
「だから俺たちは噛み合わないんだ。彼は、俺が本当に彼のことをどう思ってるか知ってる。彼は俺に、自分の一番弱い面を見せたんだよ。そして、俺が“弱い人間”をどう思ってるかも知ってる。」

「Jimmy Kimmel Live!」に出演した「Black & Yellow」のラッパーこと、Wiz Khalifaは、大麻への愛について質問されました。

司会のJimmy Kimmelから「1日に30本のジョイントを吸っているって本当?」と聞かれると、Wiz Khalifaはこう答えました。
「うん、そうだよ。俺はやることがたくさんあるんだ。ワークアウトもするし、子どももいるから、本当にいろんなことをしてるんだ。」

Jimmy Kimmelが「それって、もし一日中起きていたとしても1時間に1本以上ってことになるけど」と指摘すると、Wizは冗談交じりに「うん、それぐらいなら全然悪くないよね。」と返しました。

Wiz Khalifaはさらにこう付け加えました。「この前、誰かがすごくいいことを言ってたんだ。吸ってから、日常のことをこなすっていうチャレンジをするんだよ……俺はそれを楽しんでるんだ。」

Wiz Khalifaはまた、もともと創造性を高めるために大麻を吸い始めたことも明かしました。
「最初は音楽のためだけだったんだ。スタジオにいたり、他のミュージシャンたちと一緒にいたりすると、自然とそうなるだろ?それがそのうち、人生でいろんなことを乗り越える助けにもなったんだ。」

さらに最近では、自分がSnoop Doggの子どもたちに初めて大麻を吸わせた人物だったことも明かしています。

Eminemは、JIDのフューチャリングが高く評価された「Fuel」のヴァースを約3年間お蔵入りにしていたと報じられています。

「Fuel」は昨年リリースされたアルバム「The Death of Slim Shady」に収録されており、JIDは実際には自分のヴァースをEminemに2021年には送っていたと主張しています。

Xでファンの投稿に返信する形(現在はすでに削除されている)で、Dreamville所属のラッパーであるJIDは、「リリースの何年も前に送ったよ、Kellen Mondがドラフトされた年だったかな」と述べています。

Texas A&M大学出身のクォーターバック、Kellen Mondは2021年にミネソタ・バイキングスに指名されており、「Fuel」の歌詞にも彼の名前が登場します。

JIDのリリックは「All of my n-ggas gon’ ride with it / In the pocket, the rocket like Kellen Mond. (俺の仲間はみんなやる気だ/ポケットにロケット、まるでKellen Mond)」

Eminemは、「The Death of Slim Shady」でアメリカン・ミュージック・アワード(AMA)の賞をいくつか獲得しています。

Eminemは、授賞式で予想を覆し、Kendrick Lamarを抑えて最優秀ヒップホップアーティストおよび最優秀ヒップホップアルバムの両賞を受賞しました。

Xzibitが DJ HEDの番組「Effective Immediately」に出演し、故DMXの代表的なヒット曲のひとつについて語りました。Xzibitによると、「Party Up」は、Tha Dogg PoundのKuruptに向けたディスソングとして書かれたもので、2人ともFoxy Brownと恋愛関係にあったことが背景にあるそうです。

「ヤバいのは、『Party Up』が『Calling Out Names』へのアンサーソングだと知ったときだ」とXzibitは Billboard に語りました。「Drakeもそうすればよかったんだよ。『Party Up』みたいな曲を作るべきだった。けど彼は本気で殴り合いにいっちゃった。俺は何度も言ってるけど、喧嘩好きなやつとは喧嘩しないほうがいい。」

Xzibitはさらに続けます。「『Party Up』は Kurupt への返答だったんだ。『You wack, you twisted, your girl’s a ho / You broke, the kid ain’t yours and everybody know… お前はダサくて捻くれている、女は尻軽だ/金もないし、子どもはお前のじゃないってみんな知ってる)』DMXとKruptはFoxy Brownを巡って揉めてたんだ。Hip-Hop初級講座が必要だな。」

一方、「Callin Out Names」で Kurupt は明確に DMXをディスっています。
Mothafck D / Mothafck M / Only X I know is Xzibit or RBX / Extraordinary, trynna snatch my btch / You can have the btch, two btches gettin’ rich / Just to come to the West Coast and get stripped down / Beat to death and stripped, all over a btch.(DMXなんかクソくらえ/俺が知ってるXはXzibitとRBX だけだ/俺の女を奪おうとしてる?/その女やるよ、2人の女が稼いでるだけだ/西海岸に来て裸にされ、殴られて、全部その女のせいだ

DMXの死後、KuruptはBootleg Kevのインタビューでこのディスソングについて語り、きっかけとなった出来事を明かしました。「あのときは感情的になってて、女性との一件にすごく腹が立ってたんだ。とにかく、あの扱われ方にね。だからその怒りをぶつけたんだ。」と話しています。

また、「人ってさ、調子に乗せられることがあるんだよね。あの人がこう言ってた、この人がこう言ってたって、色々な人の話を真に受けてしまってた。DMXの一件が最後の一押しだったんだ。怒りがピークに達してて、一気に爆発したんだ」とも語りました。

幸いにも、Kuruptは後に、DMXが亡くなる前に2人が和解できたことを明らかにしています。

Billboardのインタビューで、オルタナティブ系ラッパーであるJPEGMAFIAは、Hip-Hopの現状について語る中でDrakeを名指しで批判した。

JPEGMAFIAは「特にラップでは、新しいものを求めてるんだよ。みんな飢えてる。もう飽き飽きしてるんだ。Drakeが女のことで文句言ってるのなんて、誰も聞きたくない。誰も気にしてないよ、もう彼は40歳だ。俺たちは何か違うものを求めてる。だからこそ、俺は新しいモノを提供して育てていくつもりだ。だってラップファンは本当に退屈してるんだ。」

JPEGMAFIAはさらにこう付け加えた。「コンシャスラップにはNasがいるし、トラップラップにはFutureがいる。エクスペリメンタルラップは俺だ。それだけ。」